俳優の奥平大兼が、日本テレビ系ドラマ『ネメシス』(毎週日曜22:30~)に、第4話(5月2日放送)から出演する。
奥平が演じるのは、全国にその名を知られるようになった“チームネメシス”に、最年少のカリスマ・ティーンエイジャーとして加入する17歳のAI開発者・姫川烝位。風真(櫻井翔)が塾で教師をしていた時の教え子だ。
第4話の舞台は、由緒正しき名門私立高校デカルト女学院。 ここで美術教師・黒田が校舎の窓から転落死したという。学校側は自殺として処理したいと考えているが、黒田の同僚雪村は他殺を疑い、ネメシスに依頼を持ち込んだ。学校の名を聞くや、調査依頼を受けた栗田(江口洋介)の指示で、アンナ(広瀬すず)は急きょインドからの転入生として学校に潜入し、風真はタカ(勝地涼)&ユージ(中村蒼)らとともに学内に設けられた捜査本部で事件を追う。
2020年に映画『MOTHERマザー』で、毒母に人生を翻ろうされる少年を演じ、鮮烈なデビューを果たした奥平。日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞など、いくつもの歴史ある映画賞に輝いた。
北島直明プロデューサーは「奥平さんは、『MOTHERマザー』出演よりも前に、入江監督が目を掛けていたんです。なので、監督にとっても今回、念願叶っての出演となりました。奥平さんの芝居はナチュラルで、見るものを惹きつける魅力を持っています。今回、姫川という役は、風真に対立する立ち位置なのですが、櫻井翔さん演じる風真に真っ向から勝負できる役者は、奥平さんしかいない、と思い、出演のお願いをしました。更に、“天才”として、アンナ演じる広瀬すずさんとも対峙(たいじ)しなくてはならない…その期待に120%で応えてくれました! 新たなスターが誕生します!」と絶賛している。
奥平は「とても豪華なキャストの方々に囲まれて演技をすると思うと不安な気持ちもありましたが、逆になかなかない機会ですし、とても楽しみな気持ちもありました。台本には、コメディ要素があって、しっかりとした謎解き要素もあって二つの面で楽しめる作品だと思いました。出てくる登場人物もそれぞれ個性的なキャラクターで読んでいて楽しかったです。僕が演じる姫川は、頭が良くて、ナルシストでと、聞いただけではあまり好きになれそうにないキャラクターで、実際に初登場の4話でも人間味があまりなく冷たい人間のように見えますが、彼の中でだんだんと成長していくので、そこが姫川の面白いところだと思います! 撮影現場では、入江悠監督が総監督なので、映画とドラマの現場その両方にいるようで面白いです。共演者の方々も面白い方々ばかりで、撮影の合間などは一緒にお話をしてくださってとても楽しいです。4話の事件がどう解決されるのか、そして今後全体を通しての謎がどうなるか、ぜひ楽しんでもらえたらと思います」と話している。