台湾GIGABYTEは、暗号通貨のマイニング専用GPU「30HX」を搭載する拡張カード「NVIDIA CMP 30HX D6 6G」の製品ページを公開した。
GPUに30HXを搭載し、GDDR6 6GBのVRAMを組み合わせるマイニング専用の製品。エアフローを最大化するためにブラケットは1スロット分しかなく、映像出力端子は用意されていない。冷却機構にはGIGABYTE独自の「WINDFORCE 2X Cooling System」を採用しており、90mmファン×2とコンポジットヒートパイプを搭載。バスインタフェースはPCIe 3.0 x16で、コアクロックは1,785MHz、メモリインタフェースは192bit、補助電源は8pin×1。3年間の製品保証が付帯するという。
30HXは、NVIDIA Turingアーキテクチャを採用していると見られるマイニング専用GPU。世界的な半導体不足と暗号通貨の高騰を受けてPCゲーマー向けの製品が不足しており、NVIDIAはGeForce製品の基準を満たさないチップをマイニング専用製品として販売している。30HXは最もローエンドなモデルで、この他40HX、50HX、90HXが発表されている。