リスクモンスターは4月16日、第7回「就職したい企業・業種ランキング」の結果を発表した。調査は1月19日~2月1日、2022年3月卒業予定の大学3年生500名を対象にインターネットで行われた。調査対象企業は、各業界の大手企業・組織200社。

  • 「就職したい企業・業種ランキング」

    「就職したい企業・業種ランキング」

「就職したい企業・業種ランキング」の結果、3年連続で1位「地方公務員」(23.8%)、2位「国家公務員」(14.6%)、3位「グーグル(Google)」(7.6%)となり、TOP3は、依然として学生からの人気が高い結果に。以下、4位「明治」(6.6%)、5位「アマゾン(Amazon)」(6.0%)、6位「味の素」(5.4%)、7位「日本赤十字社」(5.2%)、8位「森永乳業」(4.6%)と続いた。

前回からランクアップした企業では、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(前回18位→今回9位)と「東海旅客鉄道(JR東海)」(同64位→13位)の鉄道業2社や、「ソニー」(同17位→9位)、「パナソニック」(同87位→13位)、「日立製作所」(同36位→20位)などの電気機械器具製造業、「集英社」(同64位→19位)や「講談社」(同64位→20位)などの出版業が目立つ結果となった。

業種としては、飲食料品製造業が6社(明治、味の素、森永乳業、日清食品、山崎製パン、サントリー)と最も多い結果に。次いで、IT関連(グーグル「Google」、アマゾン「Amazon」、LINE)が3社、医療関連(日本赤十字社、大塚製薬)が2社と続き、いずれも学生にとって日常生活で身近な商品・サービスを扱っている企業に人気が集中していることが見て取れた。

  • 「就職したい企業・業種ランキング」文理別

    「就職したい企業・業種ランキング」文理別

就職先として望む会社を文系・理系別に集計したところ、文理ともに「地方公務員」(文系27.5%、理系20.1%)、「国家公務員」(同16.3%、12.9%)がトップ2を独占。

文系学生においては、今回出版業2社「集英社」「講談社」がともに上位5位以内にランクイン。理系学生においては、電気機器製造業が4社(パナソニック、日立製作所、ソニー、シャープ)、医療関連が4社(日本赤十字社、大塚製薬、武田製薬、アステラス製薬)がランクインした。