関東鉄道常総線の車両キハ2400形1両(キハ2401号)が昭和40~60年代の旧塗装に塗り直され、4月17日の「キハ2401号復刻塗装お披露目撮影会」で初公開された。同日午後から特製ヘッドマークを掲げ、常総線での営業運転を開始した。

  • 関東鉄道常総線に復刻塗装のキハ2400形(キハ2401号)が登場

「キハ2401号復刻塗装お披露目撮影会」は関東鉄道設立99周年を記念し、設立100年のプレイベントとして開催。イベントの様子は同社公式Twitterにも投稿され、初公開となった復刻塗装のキハ2401号をはじめ、常総線の主力車両の全カラーリングを並べて展示したという。会場の水海道車両基地へ、水海道駅から旧型車両キハ310形による送迎列車も運転されたとのこと。

キハ2401号には復刻塗装車としてのデビューを記念した特製ヘッドマークが掲げられ、イベント終了後、常総線での営業運転を開始。水海道駅15時12分発・取手駅15時40分着、取手駅16時3分発・下館駅17時22分着の列車で運用された。

4月18日の運用も公開され、朝から常総線で営業運転。下館駅12時5分発・水海道駅12時58分着の列車まで運用された。懐かしいクリーム色・朱色のツートンカラーをまとい、特製ヘッドマークを掲げたキハ2401号は水海道駅の上りホームに到着し、回送列車に。しばらく停車した後、13時すぎに発車し、水海道車両基地方面へ向かった。