インテージは4月15日、「ゴールデンウイーク(GW)」に関する調査結果を発表した。調査は4月2日〜5日、全国の15歳〜79歳の男女2,660名を対象にインターネットで行われた。
今年のGW期間中の休める日数を聞いたところ、カレンダー通りのトータルの日数「8日」という人は2割に満たず、7割超の人が「7日以下」であることが明らかに。また、期間中の最長連休日数では、カレンダー通りの「5連休」という人は3割強となり、「6連休以上」の人は2割強となった。
続いて、今年のGWはどのように過ごす予定なのかを聞いたところ、コロナ禍であった昨年同様、「自宅で過ごす」が断トツのトップに。2019年では52.5%とおよそ半数だったその割合は、コロナ元年の2020年には25ポイント上昇し77.5%に、コロナ2年目となる今年は75.6%だった。
一方、「ショッピング」を予定している人の割合は、2020年の17.4%から12.6ポイント上昇し、今年は30.0%とコロナ前の水準に戻る結果に。また、「運動」は、2018年・2019年ともに13%程度だったが、今年は21.3%と2割を超えた。そのほか、「外食」「帰省」「友人・知人と会う」「国内旅行」「映画館/美術館/アミューズメントなどの施設に行く」についても、コロナ前より少ないものの、2019年より増加となった。
さらに、今年のGWの想定予算を教えてもらったところ、平均で1万5,908円という結果に。2019年から3,000円ほどアップしているが、コロナ前の2019年の56%の水準にとどまった。
次に、今年のGW期間中の「新型コロナウィルス」に関する気持ちを6つの事柄について尋ねたところ、「(やや)不安がある」と回答した人の割合が最も高かったのは「海外旅行」で87.6%。次いで「人が大勢集まる場所に出かける」(84.8%)、「新型コロナの感染拡大」(82.3%)と続き、いずれも8割を超えた。