JR東日本高崎支社は、「群馬アフターデスティネーションキャンペーン with 埼玉」(群馬アフターDC)の一環として、同支社で運転しているSL列車を信越本線で、新潟エリアで運行している「越乃 Shu*Kura」を群馬県内でそれぞれ運行すると発表した。

  • 上越線を走る「SLぐんま みなかみ」

信越本線高崎~横川間では、「碓氷峠鉄道文化むら」で開催されるイベント「横川ナイトパーク」に合わせ、5月15日に高崎駅15時56分発、横川行の「SL横川ナイトパーク」、横川駅19時40分発、高崎行の「EL横川ナイトパーク」の2本を運行。旧型客車6両の前後に蒸気機関車と電気機関車を連結した編成となる。

「SL横川ナイトパーク」「EL横川ナイトパーク」ともに、かつて「碓氷峠鉄道文化むら」の場所にあった横川機関区の検修庫に機関車が入るシルエットと夜空をイメージした専用ヘッドマークを掲出して運転される。

  • 「SL横川ナイトパーク」へッドマークイメージ

  • 「EL横川ナイトパーク」へッドマークイメージ

「越乃 Shu*Kura」の群馬県内での運行は6月26・27日に実施。全席を旅行商品として発売する。このうち、「群馬のお酒と食を楽しむ列車『上越線 Shu*Kura』」と銘打った旅行商品は、上越線沿線・利根沼田エリアの4つの酒蔵(大利根酒造・永井本家・永井酒造・土田酒造)による車内での試飲と、みなかみ町の「育風堂精肉店」が用意した日本酒に合う特製弁当を楽しめる。

「群馬のお酒と食を楽しむ列車『吾妻線 Shu*Kura』」と名づけた旅行商品は、吾妻線沿線の2つの酒蔵(貴娘酒造・浅間酒造)による車内での試飲や、川原湯温泉駅近くの新スポット「川原湯温泉あそびの基地NOA」での群馬県産の食材を使用したバーベキューを楽しめる。