夏が近づくにつれ、多くのポスターやCMに登場するキンッキンに冷えた缶ビール。もしかしたら、こんな風に撮影されているのかもしれません。
それが、増田椋太さん(@ryota__masuda)が撮影したこちらの写真です。
←これが こうなった→
(@ryota__masudaより引用)
お風呂に浮かべた缶ビールが、食品用ラップの効果と撮影技術でこんなにもキンキン(?)になるとは、すごいですね。まるでコマーシャルのような写真に驚きです。
この画像を見た人からは、「マジで? すげーぇ」「天才!!!」「凄すぎます!!!」「めっちゃ飲みたくなる画!!」「へえ、こうやって撮るんだぁ。これは勉強になる」「夏場の川で撮ったんかと思ったらwww」「めっちゃ冷え冷えで美味そう」と、みな感心しきり。
ツイ主の増田椋太さんに、このような写真を撮るコツなど、インタビューしてみました。
ツイ主さんに聞いてみた
―― 2枚のお写真のギャップにとても驚きました……こちらの手法で写真を撮る上でのコツや注意点などがありましたら教えてください。
増田さん:透明なイス、もしくは缶そのものの浮力を調整する必要があります。透明椅子がなければ、水の表面に食品用ラップ、その上に缶、さらにその上からラップを被せるとバランスが取れます。
ライトはスマホでもOKです。浴室を完全に真っ暗にして、スマホに付いているライトで光らせて写真を撮ります。今回僕は一眼レフを使いましたが、スマホでも似たようなお写真が理論上可能だと思います。実際に今回の光源は自分のスマホを利用しました。
ちなみに注意点として、水を溜めると手先もキンキンに冷えてしまってただの苦行になるので、ぬるま湯がおすすめなのと、使用した缶は自己責任で消毒の上飲料をお願いします。
―― 今回のツイートが大きな反響を生んでいるかと思います。率直なご感想などはございますか?
増田さん:素直に驚きと恐怖心が芽生えています。普段、写真の出張撮影サービスにて撮影させていただいたお写真を定期的に掲載していました。『ツイッターでバズるなら、その出張撮影サービスで撮った写真だといいなぁ』という気持ちで長年写真投稿をしていましたが、まさか食品用ラップでバズるなんて夢にも思っていませんでした。
投稿に付帯する宣伝にも書きましたが、「ラップの気持ちを考えろ」といったご指摘がきてしまって叩かれたらどうしよう……と今もビビっています。これも何かの縁だと思うので、これからは食品用ラップに人生を捧げていきます。
食品用ラップを利用した技あり写真。いろいろな物で試してみのも、面白いかもしれませね。
←これが こうなった→
— 増田 椋太 / 日常とラブグラフ (@ryota__masuda) April 10, 2021
サランラップすごいな? pic.twitter.com/VGjX7kPCsw