子役の城桧吏が主演を務める、映画『都会のトム&ソーヤ』(7月30日公開)の特報映像が15日、公開された。

  • 左から豊嶋花、城桧吏、酒井大地

    左から豊嶋花、城桧吏、酒井大地

同作は、はやみねかおるによるシリーズ累計180万部超えの同名推理小説の実写化作品。“究極のゲーム”を作るため、都会の様々な場所を舞台に、どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持つの内藤内人(城桧吏)と、学校始まって以来の天才と言われ一大財閥“竜王グループ”の御曹司である竜王創也(酒井大地)の中学生コンビが、推理と冒険を繰り広げていく。

この度解禁された特報映像は「ゲームをはじめますか?」というロールプレイングゲーム風の画面から始まり、天才クリエイターの栗井栄太が作ったゲーム「エリアZ」に挑戦する内藤内人と竜王創也、堀越美晴(豊嶋花)たちの様子が切り取られている。「6時間以内に街を救え」というミッションを内人たちは無事にクリアして街を救う事ができるのか、夢なのか現実なのか、ゲームと映画の境界線も溶け合った新時代のリアルRPGムービーとなっている。

また映画版『都会のトム&ソーヤ』のストーリーは、原作では描かれていないオリジナルストーリーであることも判明。天才ゲーム・クリエイター集団「栗井栄太」が仕掛ける、街中を舞台にしたリアルRPGゲーム「エリアZ」に出現する数々の謎を解きゲームクリアを目指す。その劇中に出てくるナゾトキの監修は、リアル脱出ゲームのイベント企画・運営を行うSCRAPが担当している。

原作者のはやみねはオリジナル・ストーリーの脚本に太鼓判を押し、撮影現場も訪問。「自分勝手に書いた世界をまさか実写映画化するだなんて、さすがプロだな、凄いなと思いました。この映画で子供たちが忘れかけている冒険心を思い出して欲しい」と絶賛した。バディを組む城と酒井については「中学生の元気な子達だなと思ったのと、撮影の合間に2人で仲良さそうに話しているのを見て、こいつら内人と創也やな、と感じた。ものすごくいい配役をしていただけて嬉しいです」とコメントを寄せた。