スターバックス コーヒー ジャパンは4月15日、国内「スターバックス」全店舗で、アイスの「スターバックス ラテ」や「キャラメル マキアート」などの冷たいビバレッジ全23品目をストロー不要のリッド(ふた)で提供開始することを発表した。併せてこれらのプラスチックカップをFSC認証紙カップに変更する。
スターバックスでは今年2月から国内全店舗で、アイスコーヒーとアイスティー2種の計3品目を使い捨てプラスチックに代わりペーパーカップとストロー不要のリッドで提供開始。今回、4月16日から順次、その対象商品を全23品目へ拡大する。
「アイスコーヒー」「アイスティー」とすべてのホットビバレッジに加え、「スターバックス ラテ」や「キャラメル マキアート」などアイスのエスプレッソビバレッジ、「アイス チャイ ティー ラテ」「アイスココア」「アイスミルク」「キッズ ミルク」「キッズ ココア」が対象となる。
これは定番アイスビバレッジの約70%にあたり、年間約6,700万杯分のストローとプラスチックカップ削減効果を生む見込みという。
ストローレスリッドは、快適な飲み心地で、コーヒーのアロマも楽しめるよう、ホットビバレッジに使用していた従来のリッドよりも飲み口を大きく設計。また、フリップアップの形状を採用することで、TO GO(持ち帰り)時に使用していたプラスチック製のマドラーや、飲み口をふさぐシールなどの削減にもつながるとのこと。
ペーパーカップは、冷たい液体を注いでも結露の影響を受けにくく、耐久性を持たせるよう、カップの内側、外側共にラミネート加工を施した。またこのカップは、適正に管理された森林およびその他の管理された供給源からの原材料で生産されたFSC認証紙を使用しているという。