スペースマーケットは4月14日、「ビジネスシーンにおける新型コロナウイルス感染症対策意識」に関する調査結果を発表した。調査は3月24日〜28日、「スペースマーケット」を利用する10代〜60代の有職者1,085名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「仕事で会う相手の感染症対策実施状況が気になる」という人は80.5%。また、「普段どのような感染症対策をしているか知りたい」と思っている人は62.0%。しかし、その一方で、54.1%の人は「仕事で会う相手が行う感染症対策を知りたいが、事前確認はしていない」ことが明らかに。
そこで、事前確認をしていない理由を尋ねたところ、「適切な確認方法がわからないから」(37.6%)、「失礼なことを指摘できる関係性でないから」(37.4%)、「疑っていると思われたくないから」(35.4%)が上位にあがった。
続いて、仕事で会う相手の感染症対策意識が低いと感じたことがあるかを質問したところ、59.9%が「(たまに)感じたことがある」と回答。どのような行動で意識が低いと感じたかを聞くと、「鼻をマスクで隠さない」(50.5%)、「食事後にマスクを付けずに話す」(35.2%)、「大人数での会食や外出をしている」(33.4%)が上位に。
また、そうした行動を見た際に、相手に指摘したことがあるか質問したところ、「指摘したことがある」人は24.9%にとどまり、66.5%が「指摘したことがない」と回答。また、74.2%もの人が、感染症対策意識が低いと感じる仕事で会う相手とは、「(やや)距離をとりたい」と思っていることがわかった。
次に、職場や仕事関連の集まりに参加した際にやっておけばよかったことを教えてもらったところ、TOP3は、1位「飲食時以外はマスクを着用する」(40.0%)、2位「開催人数を確認すること」(39.5%)、3位「短時間で開催すること」(29.8%)という結果に。
また、場所選びの際にやっておけば良かったこととしては、「空間の清掃や消毒の頻度」(41.5%)、「アルコール消毒やアクリル板など、対策設備の充実度」(41.5%)、「周囲の人の多さ」(38.2%)という意見が多かった。