2019年3月に現役を引退したイチロー氏が、SMBC日興証券のWEB動画シリーズ『もしもイチローが社長だったら!?』に出演。社会人として働くことについて、自身の考えを語った。

  • 『もしもイチローが社長だったら!?』に出演したイチロー氏

『もしもイチローが社長だったら!?』は、第1弾が累計1,300万回再生、第2弾が累計2,700万回再生と、これまで大好評だったWEB動画の第3弾。今回公開された計42本もの動画では、「上司にしたいランキング」で毎年上位にランクインしているイチロー氏が、“社長”としてさまざまな質問に答えている。

働くことについて、「無理できるうちに無理しろって思う。だって、いずれ無理できなくなりますからね」とコメントしたイチロー氏。昨今注目されているワークライフバランスについて問われると、「怖いですね。やっぱり厳しい時間をどこかで設けたい」と、ある程度の“厳しさ”が必要だと言い、「それが会社に入るまでなかったとしたら、入社して何年かはその時期にあてたい。そのあとはもちろん緩めていってもいいと思うんですけど、ずっと緩いままは怖いです」と話した。

また、他人が休んでいるときに、自分も休むという状態が好きではないそうで、「他人は働いてるのに、自分が休んでいたらちょっと気持ちいいじゃないですか」とも。日本におけるキャンプ初日の2月1日は、「絶対にゴルフって決めてた」と明かし、「アメリカに行ってからはキャンプは2月中旬なので。他人がこれからやらなきゃいけない日に、自分はゴルフしてるっていうのが最高に楽しくて(笑)。その日だけは、僕は練習しないって決めてたんですよね」と、独特のこだわりを語っていた。

SMBC日興証券の公式YouTubeチャンネルでは、今月6日より、計42本の『もしもイチローが社長だったら!?』を公開中。イチロー氏が語るビジネス観や素顔が垣間見える内容が、大きな話題となっている。