女優の飯豊まりえが、テレビ東京の新ドラマ『ひねくれ女のボッチ飯』(Paraviにて29日6:00より独占先行配信、配信後に地上波にて放送)で主演を務めることが14日、明らかになった。
同作は同局のオリジナルグルメドラマ。人づきあいが苦手で友達もいない、ひねくれ女の川本つぐみ(飯豊)が、「ホワイトホース」という名のインスタグラムのアカウントに出会う。顔も名前もわからないが、よくある料理なのに妙に魅力的な食事の写真と、自分と似ている理不尽な境遇が綴られた投稿に魅力を感じ、「ホワイトホース」を自分の「白馬の王子様」だと信じる。王子と同じものを食べるために、ボッチ飯をするつぐみは、それが日々の楽しみになっていく。王子もまた、つぐみから来る唯一の「いいね」が楽しみになり……。
飯豊はひねくれ女・つぐみを演じ、同局のドラマには初主演となる。相手役には、どの作品でも異質な存在感を放つ実力派俳優、柄本時生が決定。柄本が演じるのは、「ホワイトホース」というアカウント名でインスタグラムにて食事の写真を投稿する男・白石一馬で、飯豊演じる川本つぐみの白馬の王子様になる。テレ東らしいグルメ映像と、2人のすれ違い恋愛コメディが見所となる。
飯豊まりえ コメント
純粋にこの役をいただけたことが光栄です。日頃お昼ご飯のお弁当を2個も食べてしまうこともあるので、もってこいの役に出会えました(笑)
私が演じる“川本つぐみ”という役は、表には出さないだけで、本当は心が豊かな、トキメキをたくさん持っている女の子だと私は思っています。それをどこまで出してどこまで隠すかバランスを考えながら演じていく毎日を楽しんでいます! 大変なことでいうと、いつもトレーニングに通っているので姿勢が良くなっていまして、監督に「姿勢が良すぎて自信があるように見える」と言われたので、今は日常的に猫背になりながら過ごしています。いろんな食べ物も想いも味わいながら、この役と向き合っていきたいです。
共演する柄本時生さんとは、なかなかご一緒できるシーンは少なそうですが、どんなことがお話しできるか、今から楽しみです。
コロナ禍で一人ご飯をされる方も今たくさん増えてきていると思います。私もほとんど一人ご飯です。でも、お店やご飯が人と人との心を温かくして、繋げてくれるものだと改めて思える作品です。そんな一人ご飯への印象がまた更に素敵に感じます。また、おいしいご飯がたくさん登場するのも注目ですが、女の子がなかなか一人では入りづらい居酒屋さんなどにもガツガツ入っていきます。
面白い出会いや経験です。女子のボッチ飯を是非覗き見しちゃってください!
柄本時生 コメント
オファーをいただくことは本当にありがたいことで、一生懸命頑張りたいと思っています。
すれ違いを使って作られている話はあまり見たことがなくて、これがあったか! と驚きました。
共演する飯豊まりえさんとは一度しかお会いしたことがないので、現場でお話しできればいいなと思っています。
ご飯のお話で、口コミの物語でもあると思うので、これを機に、口コミを見て遠くまで足を運ぶこともありなんじゃないかなと思います。楽しくなるよう頑張るので、是非、ご覧ください。
川村庄子プロデューサー(テレビ東京) コメント
コロナ禍でも、コロナ禍でなくても、楽しめる食ドラマを! を合言葉に、ちょっとかわった女子のひとり飯ドラマを緊急制作致しました!飯豊まりえさんは “めしゆたか”という名字を持つ、この番組の“運命の人”。
彼女が様々な思いを心に浮かべながらボッチ飯を堪能する姿は圧巻です。
このドラマは食ドラマ以外にも、令和版“すれ違い”ドラマというもう一つの顔があります。飯豊さん演じるつぐみと柄本時生さん演じる白石(白馬の王子)。ネットで情報が氾濫する現代に、ネットの情報だけを頼りに顔も見えない相手を互いに妄想していきます。つぐみと白石はいつ(か)会えるのか!?
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