福岡市交通局は13日、福岡市地下鉄が開業40周年を迎えることを受け、記念ロゴマークの掲示や福岡市博物館とのタイアップ事業などの記念事業を年内にわたり実施していくと発表した。

  • 福岡市地下鉄の開業40周年の記念ロゴマーク

福岡市地下鉄は1981(昭和56)年7月26日に室見~天神間が開業。その後も順次、延伸を重ね、現在の空港線、箱崎線、七隈線の3路線となった。福岡市交通局は、これからも安全・安心の徹底と、より快適なサービスの提供を目標に、さらなる前進を続けるとしている。

記念ロゴマークは空港線、箱崎線、七隈線それぞれのシンボルカラーであるオレンジ・青・緑を用いて路線を表現し、地下鉄マスコット「ちかまる」から利用者へ感謝の気持ちを伝えるデザインとした。今後は記念ロゴマーク入りのポスターを全駅に掲示していく予定。記念ロゴマークはフリー素材として使用可能となっており、地下鉄ホームページからダウンロードできる。

福岡市博物館とのタイアップ事業では、博物館企画展「近代福岡交通史3 福岡市地下鉄の40年」を7月20日から11月14日まで実施。博物館では、これまでも企画展示(旧部門別展示)「近代福岡交通史」を開催し、明治から昭和にかけての交通手段を紹介してきたが、今回はその第3弾として、福岡市地下鉄の歩みを振り返る。福岡市交通局は展示品の一部を提供するとのこと。なお、その他の記念事業は改めて案内される。