太平洋に位置する、ミクロネシア地域の島々からなる「パラオ共和国」。温暖な気候と美しい海を楽しめるリゾート地としても人気の国です。このパラオには、日本でなじみ深いあのお菓子が、ちょっと違った姿で親しまれているそう。在パラオ日本国大使館(Embassy of Japan in Palau)(@OfPalau)さんのツイートが話題になっています。

日本から伝わったかりんとうは、パラオではカリントンと呼ばれ、身近なお菓子になっています。
日本のものと違ってカラフルなパラオのカリントンを並べてみたら、一年以上見ていない信号を思い出しました
(注)パラオに信号はありません。(@OfPalauより引用)

日本で見るかりんとうは、黒糖や砂糖がかけられた落ち着いた色ですが、パラオのかりんとう……ではなく「カリントン」はなんとも鮮やかな色。

この投稿に、「カラフルで楽しいかりんとう。どんな味か、食べてみたいですね」「またパラオに行ける日が来たら、カリントンに挑戦してみます」と興味深々のコメントが多く寄せられています。

また、ツイートの最後にそっと添えられている「(注)パラオに信号はありません。」という言葉に、「かりんとうより信号がないのが衝撃」「え!!!パラオって信号機無いの!?」と驚く方も。

在パラオ日本国大使館の方がこのツイートの後に投稿した内容によると、このカリントン、黒糖を使わないこともあり、日本で主流のかりんとうとは少し風味が異なるそう。そして色ごとに味の違いがあるのかと思いきや、着色料が違うだけで3色とも同じ味のようです。

今はコロナ禍で海外旅行に行きづらい状況ではありますが、いつかパラオに行くことがあったら「カリントン」を楽しんでみたいものですね。