2019年3月に現役を引退したイチロー氏が、SMBC日興証券のWEB動画シリーズ『もしもイチローが社長だったら!?』で、野球人生をやり直しても絶対に達成できないと思う記録について語った。

  • 『もしもイチローが社長だったら!?』に出演したイチロー氏

『もしもイチローが社長だったら!?』は、イチロー氏が人生について語った第1弾が累計1,300万回再生、子供から大人まで幅広い世代からの質問に答えた第2弾が累計2,700万回再生と、これまで大好評だったWEB動画の第3弾。今回の動画では、「上司にしたいランキング」で毎年上位にランクインしているイチロー氏が、“社長”としてさまざまな質問に答えている。

「数字が好き」だというイチロー氏は、自身を象徴する数字として、背番号の「51」、10年連続で達成したヒット数の「200」、メジャーリーグにおける通算ヒット数の「3089」、日米で合わせた通算ヒット数の「4367」、1シーズン最多ヒット数の「262」を列挙。そのなかで、「自分がもう一度野球選手として、18歳から始めたとしたら、絶対にできないって思うのが『262』なんですよね」と語った。

10年連続200安打や通算ヒット数といった記録は、「クリアできると思います」とキッパリ宣言しつつ、「1シーズンの『262』は難しいと思うんですよね。相当難しい。不可能じゃないですけど」と続けたイチロー氏。“社長”としては、そんな思い出深い2004年の大記録に関連した社名を付けたいと言い、「もしくはそれを超えてほしいという意味で『263』」と、“株式会社263”という社名を提案していた。

SMBC日興証券の公式YouTubeチャンネルでは、今月6日より、計42本の『もしもイチローが社長だったら!?』を公開中。イチロー氏が語るビジネス観や素顔が垣間見える内容が、話題となっている。