女優の広瀬すずとアイドルグループ・嵐の櫻井翔がW主演する日本テレビ系ドラマ『ネメシス』(毎週日曜22:30~)が、きょう11日にスタートする。
横浜のさびれたビルの2階に居を構える「探偵事務所ネメシス」のメンバーは、天才的ヒラメキで事件を解決に導く助手・美神アンナ(広瀬)、一見デキル男風だが実はかなりのポンコツ探偵・風真尚希(櫻井)、ネメシスの社長であり探偵歴30年の大ベテラン・栗田一秋(江口洋介)の3人。そんなネメシスの記念すべき依頼者第1号は、美しき医者の上原黄以子(大島優子)だ。
「ググったら一番近かったから」というだけの理由でネメシスに駆け込んできた黄以子の依頼は、ざっと以下のようなもの――。
大富豪にして自分の雇い主“磯子のドンファン”=澁澤火鬼壱(伊武雅刀)の、80歳を祝うパーティーが今夜行われる。だがそのパーティーを中止しないと、火鬼壱の命の保証はないという物騒な脅迫状が届いた! ――聞けば火鬼壱は莫大な資産を、自分の死後6人の恋人たちに分けるという遺言書を作っていたそうで……。
初の依頼を受け、意気揚々と火鬼壱の豪邸に乗り込むネメシス3人。恋人6人が全員美女ぞろいというモテモテな火鬼壱に、栗田は渋い顔。だがパーティーの翌日、火鬼壱は“密室となった自室”で死体となって発見されてしまう。
容疑者は依頼主の黄以子も含めたアリバイのない7人の美女たち。そして全員に殺害の動機がある。天才助手・アンナとポンコツ探偵・風真は、初捜査にして、この難事件を解決できるのか。
そして、オープニングとラストに差し込まれる意味深な“20年前の回想”と“アンナの父親(仲村トオル)の姿”…すべての事件はやがて、ひとつの真相にたどり着く――。