エムディエヌコーポレーションは4月9日、書籍『大黒柱妻の日常 共働きワンオペ妻が、夫と役割交替してみたら?』を発売した。著者は漫画家の田房永子氏。価格は1,320円。

令和時代の共働き漫画

  • 『大黒柱妻の日常 共働きワンオペ妻が、夫と役割交替してみたら?』表紙

本書は、ウェブメディア「cakes」の人気連載漫画を書籍化したもの。主人公はフリーランスのデザイナーの丸山ふさ子・40歳。2人の子どもがいる。出産後ワンオペ育児を7年間続けた彼女は、夫の転職を期に家計の7割以上を担う「大黒柱妻」に。夫と役割交代後、自分が絶対になりたくなかった「昭和のお父さん」になっていくことに気づく。『母がしんどい』『キレる私をやめたい』の著者が、令和時代の共働き漫画を描く。

内容は、「第1章 ワンオペ妻、大黒柱妻になる」「第2章 妻からの抗議は、なんと夫にとっては快適だった?!」「第3章 頼まれてないのに家事をする女『別に頼んでない』という男」「第4章 私が大黒柱になった理由」「第5章 家事分担なんてヌルいこと言ってられない!」「第6章 大事なものってなんだろう」。

著者の田房永子氏は1978年東京都生まれ。2001年第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞(青林工藝舎)。2012年に刊行したコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)がベストセラーとなる。主な著書に『ママだって、人間』(河出書房新社)、『キレる私をやめたい』(竹書房)などがある。