ビズヒッツは4月8日、「副業がバレた理由に関する意識調査」の結果を発表した。調査は3月10日〜24日、副業がバレた経験のある男女294名(女性153名、男性141名)を対象にインターネットで行われた。
副業が誰にバレてしまったのか聞いたところ、「会社関係者」(72.1%)が7割超を占める結果に。「副業がバレた理由」を尋ねると、「副業しているところを見られた」(109名)が断トツのトップとなった。具体的な体験談を教えてもらったところ、「週末に家業であるリフォーム会社の手伝いをしていたら、お客さんが取引先の方だった」「働いているレストランに上司が来た。普段はバックで働いていたが、たまたま店内に出ていた」などが寄せられた。
2番目に多かった理由は「PC・スマホを見られた」(35人)。具体的には、「お客さんから来たLINEの通知を見られた」「副業の取引先とのメール画面を開いたまま席をたってしまい、同僚に見られてバレました」「PCの履歴から判明した」といったエピソードが。
同率3位には「給与・税金の手続き」(28人)がランクイン。「人事担当者が住民税が異様に高いことに気づき、バレてしまいました」「年末調整で他の会社から給料をもらっていることがバレた」「確定申告をしたら扶養に入っている夫の会社から問い合わせがあり、夫に収入を得ていることがバレてしまいました」などのエピソードが寄せられた。
以下、同率3位「ついしゃべってしまった」(28人)、5位「ウワサ・人づてに」(24人)、6位「自分の行動が変わったから」(15人)、7位「副業関連のSNSを見られた」(13人)となった。
続いて「なぜ副業を内緒にしているのか」尋ねたところ、「職場が副業禁止だった」(121人)が圧倒的に多く、次いで「イメージが良くない」(42人)、「稼いでいると知られたくなかった」(39人)と続いた。
また、「副業がバレて困ったこと」を聞くと、意外にも、「困ったことはない」(43人)が1位に。副業禁止の職場でも「本業に支障がなければOKとされた」「今のところ、内緒にしてもらえている」などと答えた人が多かった。以下、2位「副業を辞める/減らすことになった」(34人)、3位「詮索された」(24人)、4位「職場で怯えるようになった」「自分のイメージが悪くなった」(ともに23人)、6位「働きづらくなった」(19人)、7位「稼ぎを家計に入れることになった」(17人)と続いた。