Dynabookは4月7日、働き方可視化ソリューション「dynaTeams Job Canvas」の機能アップデートを発表した。新たに、Microsoft Teamsとの連携機能を導入。ステータス画面で、連絡を取りたい相手のユーザー名にマウスホバーすると、Teamsのチャットや音声通話ボタンがダイアログで表示される機能を追加した。
「dynaTeams Job Canvas」は、リモートワーク環境で、管理者がメンバーのPC稼働状況を収集、可視化できるツール。チーム内のPCの利用状況をタイムラインで確認したり、在席状況を表示したり、使用時間の長いアプリをランキング表示したりできる。また、設定した稼働時間やインターバル時間の逸脱があれば、警告メッセージが本人や管理者に届くアラート機能も備える。
今回追加されたTeams連携は「ユーザーから要望が多かったもの」といい、事前にTeamsアプリを各PCでインストールし、設定していることなどが必要。また、CSVファイルのインポート機能が追加されたことで、従業員のアカウント情報を一度に登録できる機能が加わった。人事異動や組織改編時などで需要があるという。
価格はオープン。想定利用数は30ユーザーからで、想定料金は1ライセンスあたり月額330円。Job Canvasクラウドおよび、管理用/可視化Webサイトの対応ブラウザはMicrosoft Edge(バージョン85以降)、Internet Explorer 11(Version11)、Chrome(Version80以降)。テレメトリ情報収集用エージェントの対応OSはWindows 10 Pro、Windows 10 Home、Windows 10 Enterprise(October 2018 Update以降)。