ビズヒッツは4月6日、「転職活動でしんどかったこと」に関する調査結果を発表した。調査は2月26日~3月1日、転職経験がある男女500人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「転職活動でしんどかったこと」を聞くと、1位「不採用が続いた」、2位「希望に合う求人がなかった」、3位「仕事と転職活躍の両立」、4位「書類の準備」、5位「資格やスキルの不足」、6位「無職期間」、7位「面接がうまくいかない」、8位「退職理由の説明」、9位「自分に合う転職先選び」「『決まらないかも』という不安」だった。

  • 転職活動でしんどかったこと

具体的な声では、「なかなか内定が出ず、自分のことを全否定されているような感覚に苛まれた」(女性/23歳で転職)、「仕事をしながら面接のスケジュールを組むこと。面接のリスケなどで相手の印象を悪くしてしまわないように気を付けました」(男性/34歳で転職)、「社内評価は良かったのに一歩外に出たら使えず、就職エージェントでも門前払いされた」(女性/31歳で転職)などが挙がっていた。

また、「日々貯えが減っていくこと」(男性/31歳で転職)、「応募すれば必ず内定をもらえるわけではないため、不安な気持ちと向き合い続けることがしんどかった」(男性/31歳で転職)などの声もあった。

そして、「転職活動がうまくいくために工夫したこと」を尋ねると、1位「面接対策」、2位「履歴書・職務経歴書の充実」、3位「幅広く求人を探した」、4位「自己分析の徹底」、5位「アピール方法」、6位「企業分析」、7位「資格取得・スキルアップ」、8位「応募先を絞った」、9位「他人にアドバイスを貰った」、10位「転職活動のための時間を確保」となっている。

  • 転職活動がうまくいくために工夫したこと

具体的なコメントでは、「面接で聞かれそうなことをピックアップして、実際に言葉に出して練習」(男性/31歳で転職)、「複数の転職エージェントを利用し、求人の紹介数を上げる努力をしました」(男性/41歳で転職)、「正直に話をすること。特に退職理由はしつこく何度も聞かれるため、うそや誇張をすると必ず見破られる」(男性/30歳で転職)などがあった。

また、「転職先に勤務する人と知り合いになり、どのような人物を求めているかなど、採用ニーズに関する情報を集めました」(男性/30歳で転職)、「背伸びせず、分からないことや苦手なことを転職エージェントに包み隠さず共有した」(男性/24歳で転職)、「6ケ月コースの職業訓練校に入校し、スキルアップしてから転職活動してなんとか受かりました」(女性/38歳で転職)などの声も寄せられた。