東武鉄道と東京メトロは6日、夕夜間時間帯に運行する霞ケ関発久喜行「THライナー」が草加駅に臨時停車するキャンペーン「THライナー草加駅停車キャンペーン」を4月12日から6月11日まで実施すると発表した。
「THライナー」は、2020年6月6日から東武線・東京メトロ日比谷線の相互直通運転において初めて導入した座席指定制列車。通勤・通学やこども連れの家族が都心エリアへの行き来する際の快適な移動ニーズに応えるため、朝・夕夜間に運行している。
今回のキャンペーンは、より多くの利用者に「THライナー」の快適性・利便性を実感してもらうために実施される。草加駅は1日平均約8万8,000人(2019年度実績)に利用されており、東武スカイツリーラインにおいて4番目に乗降者数が多いことや、草加駅の利用者が東京メトロ沿線にも多く出かけていることから停車駅とした。
「THライナー草加駅停車キャンペーン」では、平日・土休日の夕方から夜間にかけて、霞ケ関発久喜行で運行される下り「THライナー1・3・5・7・9号」が、本来の停車駅ではない草加駅に停車。なお、草加駅からの乗車は不可。東武線から日比谷線へ向かう上り「THライナー」は草加駅に停車しない。
東京メトロ日比谷線の停車駅から「THライナー」に乗車し、草加駅で下車する場合の座席指定料金は大人580円・小児300円(別途乗車券が必要)。この料金は新越谷駅まで乗車した場合と同じで、草加駅まで利用する場合は新越谷駅までの座席指定券を購入すれば良い。座席指定券は駅窓口・券売機・東武ネット会員サービスから購入できる。