ソニーAIは、2020年12月に始動した「ガストロノミー・フラグシップ プロジェクト」に関連して、ミシュラン三つ星評価を史上最速で獲得した大阪・肥後橋のレストラン「HAJIME」オーナーシェフ・米田肇氏を、2021年4月からアドバイザーとして招聘した。
ソニーAIは、ソニーの既存事業領域である「ゲーム」と「イメージング&センシング」に加え、新規探索領域として「ガストロノミー」を、AI技術の研究・開発におけるフラグシップテーマに設定。シェフの創造力や調理能力向上に貢献するレシピ創作支援AIアプリ、調理支援ロボティクスの研究開発、そしてこれら活動の礎となるコミュニティによる共創活動を行っている。
米田氏をアドバイザーとして迎えることで、AIとロボティクスを活用した、未来のレストランの在り方を根本的に再定義する活動を推進。ソニーAIは米田氏から、ミシュラン級レストランのビジネスとその運営についての洞察を得るとともに、共創活動を通じて得られる知見や成果を展開することで、ガストロノミーコミュニティに貢献したいとしている。