ガーミンジャパン(Garmin)は4月6日、販売中の対象スマートウォッチに関して4月下旬以降、「血中酸素トラッキング」機能への対応を順次開始すると発表した。
「血中酸素トラッキング」機能は、血液中に取り込まれた酸素のレベルを手首で測定するもの。ただし、医療目的での使用ではなく、あくまで一般的なフィットネスとウェルネスの範囲で利用することを目的とするものとしている。
対応スマートウォッチでは、赤色LEDライトと赤外線ライトを利用し、血中ヘモグロビンのライトの吸収状態をデバイスの裏にあるセンサーで計測。血中酸素トラッキングデータは、デバイスの画面上に表示される。
スマートウォッチを装着している間は、測定したい時のみ、または睡眠中など、継続的に測定することが可能。 特定のデバイスではユーザーがいる現在の高度とともに、1日を通して定期的に追跡できるという。
同社は、血中酸素レベルを知ることで体調を評価し、運動を続けるか休憩をとるかの判断を助けたり、適切なトレーニング強度を決定できるようになるという。また、心拍数データと組み合わせることで、運動プログラムの有効性を評価するのに役立つほか、睡眠時間やレム睡眠、睡眠中の身体の動きなどのデータを理解できるとしている。
なお、4月6日時点の血中酸素トラッキング対応機種は、以下のとおり(スマートウォッチのソフトウェア更新が必要)。最新情報はWebサイトを確認のこと。
- ForeAthlete 945/745/245 シリーズ
- VENU/VENU SQ シリーズ
- vivoactive 4/4S シリーズ
- Legacy シリーズ
- vivomove 3/3S シリーズ
- vivomove Style/Luxe シリーズ
- vivosmart 4
- Approach S62
- MARQ
- fenix 6 シリーズ
- Quatix 6X
- Enduro シリーズ
- fenix 5X Plus
- Instinct Dual Power シリーズ
- Descent Mk2/ Mk2i
- Lily シリーズ