最近話題になっている「パジャマスーツ」をご存知ですか? AOKIから発売されている「パジャマスーツ」は、「パジャマ以上・おしゃれ着未満」をコンセプトに、パジャマの快適さとスーツのフォーマルさを兼ね備えたセットアップアイテムなんです。
在宅ワークにより家で過ごす時間が増え、「自宅でくつろぎながら、仕事時にはきちんとしていたい」というニーズに応える、ビジネスパーソンの「あったらいいな」を具現化したセットアップとなっているそうです。
そんな話題のアイテムが気になるので、実際にパジャマスーツを着て着心地を確かめてみました。
■見た目はスーツ、ゆったりとした着心地はまるでルームウェア
用意したのはこちらのレディース向けのセットアップ。
見た目は間違いなくスーツのセットアップ。ポリエステルとポリウレタンからなる「ダンボールニット」というダンボールに似た構造の生地を使っており、表面糸と裏面糸を中糸でつなげて作る生地のため保温性に優れている素材で、スポーツウェアなどでよく使われているそうです。自宅の洗濯機でも洗えるので衛生面的にも安心です。
まるでウエットスーツのようなツルッとした触り心地なので、毛玉にもなりにくそうな印象です。試しに袖を折ってみましたがうっすらとしか跡が残らないので、本当に寝てしまっても大丈夫かも。
■実際にパジャマスーツを着てみた
実際に着てみると見た目はちゃんとスーツだなという印象。パジャマスーツ自体とても軽くて驚きました。また、着心地でストレッチ性もよく、スーツというよりかはスポーツウェアを着ているよう。背筋が伸びる見た目にも関わらず、体はラフで不思議な感覚です。
ジャケットはトレンド感のあるノーカラージャケット。ポケットは両サイドについており、iPhone11が少し顔を出すくらいの大きめな作りになっています。
パンツもトレンドのワイドシルエット。締め付けがないのでゆったりと着られます。
両サイドにはこちらも大きめのポケット付き。
パンツのフロント部分のファスナーはフェイクなので脱ぎ着も楽ちんです。
後ろからみるとやはりきちっとしたスーツ感があります。ジャケットはお尻に切り込みのないノーベントタイプなので、着たまま横になった時に折り曲がらないので安心です。
まるでパンツスーツのように見せてくれる後ろのポケットはフェイクに。 ウエストの後ろ半分がゴム仕様のためゆったりと着ることができます。
仕事で行き詰まった時やリフレッシュしたい時に、仮眠やストレッチもパジャマスーツをきたまま簡単にできちゃいます。
実際にベッドで横になってみると、スーツで寝ているという違和感はありましたが、凹凸や締め付けなどパジャマスーツに対するストレスはなかったので、慣れれば安眠できるかもしれません。ただ黒の場合、ほこりなどが目立ちやすいのでコロコロを手元に置いておくのをオススメします。
実際に着てみて、勤務先がスーツでテレワークになった方や、社外とのオンライン会議が多く、何をきたら良いのか悩んでいる方にはパジャマスーツのように「きちんと見えだけど楽ちん」な服があると便利だと思いました。また、4月下旬に接触冷感タイプのパジャマスーツも発売予定なのだとか。これから暑くなる季節、夏向けのパジャマスーツを選ぶのも良さそうです。
実際にフォーマルの場に着て行ってしまうと違和感があると思いますが、オンライン会議やカジュアルな場ではきちんとした印象を与えられるはずです。新型コロナウイルスの影響により在宅ワークが浸透しているので、パジャマスーツのようにより在宅ワークを快適にしてくれるアイテムをあなたも取り入れてみては?