俳優の田中圭と千葉雄大がMCを務める日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』が、きょう2日(23:35~)にスタート。初回のゲストには、ロックバンド・sumikaを迎える。
毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを繰り広げる同番組。この日は初めての収録ということで、MCの2人もsumikaの面々も、やや緊張気味。特に田中と千葉は今回が音楽番組初MCということで、カメラが回る直前までストレッチや深呼吸をするなどし、緊張をほぐしていた。
こうして、様々な楽器をポップにデコレイトし、“音楽好きが集まる隠れ家”のようなセットでトークの収録がスタート。sumikaのメンバー全員がひと通り自己紹介を終えると、みんなでMC2人に向かって「お久しぶりです!」とあいさつした。
実は、2人が出演していたドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』の主題歌をsumikaが担当。2年ぶりの再会を懐かしみつつ、スタジオは徐々に砕けた雰囲気に。特にsumikaにとってMCの2人は、ドラマの時からファンだったということもあり、ドラマを彷彿とさせる2人のやりとりを目の当たりにして大盛り上がりだ。
「2人にお会いするのはドラマの打ち上げ以来。久しぶりに親戚のお兄ちゃんに会ったような気持ちになって、本当にうれしかったです」と片岡健太。他のメンバーのはしゃぎっぷりにも注目。
そして、“MUSIC BLOOD”に関するトークに移行。sumikaの“嫉妬するアーティスト”として名前があがったのが、メンバー全員が影響を受けているという「スピッツ」だ。シンプルで奥深い音楽性、そして天才的な言葉選びと心に残る曲調に衝撃を受けたという。さらに国民的ミュージシャンとしてドームやアリーナなどの大きな会場でライブを開催する一方で、ライブハウスなど小規模な会場でもファンを魅了していることなど、バンドとしてのあり方そのものが刺激になっているそう。終始メンバーの「スピッツ」愛がさく裂した。
また、sumikaが一度だけバンド存亡の危機が訪れたことにも言及。最後にはsumikaにとっての原点「BLOOD SONG」を明かす。「バンドが組めない、路上で歌っても人が集まらない、何もかもがどん底で、不安の中で歌っていたけど、今僕らにはsumikaという場所がある。この楽曲を聞くとあの時の自分を救えた気がするんです」という片岡だが、その楽曲とは…。
なお、ライブ映像は、放送直後よりスマホでの視聴に特化した短尺のバーティカルシアターアプリ「smash.」で、ライブパフォーマンスを1カメラ&ノーカットで収録した“UNCUT”映像が楽しめる。