エレクトロラックス・ジャパンは3月31日、ドイツの家電ブランド「AEG(アーエーゲー)」のIHクッキングヒーターとガスクッキングヒーターの国内取り扱いを発表した。4月9日から発売する。
いずれもビルトイン型で(以下カッコ内は想定価格)、IHクッキングヒーターは3口の「AHI735CB」(308,000円)と「AHI635CB」(297,000円)、2口の「AHI326CB」(220,000円)の3モデル。ガスクッキングヒーターは4口の「HG60841X」(175,000円)と2口の「HG30201B-B」(203,500円)、1口の「HG30101B-B」(203,500円)。
IHクッキングヒーターは天面部分に排熱口がなく、シンプルなデザインが特徴。ガラストップの厚さが4mmと薄いため、カウンタートップとの段差が少なくメンテナンス性も高い。
一般的なIHクッキングヒーターは天面に、なべを置く位置を表す円形のマークを配置しているが、本製品は風車の形の「ウィンドミルマーク」を配置。なべ底でウィンドミルマークを覆えるサイズ以上のなべなら、ヒーターがなべのサイズを自動検知して最適なゾーンだけ加熱する「マキシセンス機能」を搭載する。
調理中に「STOP+GO」ボタンをタッチすると保温、もう一度押すと加熱を再スタート。調理中でも安心して一時的にその場を離れられるとしている。
2口タイプのAHI326CBのみ、一定時間で自動的に電源をオフにするカウントアップタイマーや、調理時間をカウントするカウントダウンタイマー、ヒーター部分が熱い間はディスプレイに余熱レベルを3段階で表示する機能を搭載。
1~2口モデルのガスクッキングヒーターは、フレームレスですっきりとしたデザイン。天板には、ドイツのショット社製の耐熱セラミックガラスを採用して、汚れにくく掃除もしやすくした。さらに、2口のIHクッキングヒーターとデザインを統一し、両製品を組み合わせて設置できる点も特徴的。AEGとしては初となる4口タイプのガスクッキングヒーターは、全面五徳タイプでなべを移動しやすい形状となっている。
いずれの製品も、操作用のコックつまみを上面に配置。グリルを排除することで、キャビネット側のスペースを大きく確保できる。