お笑い芸人のスギちゃんが、29日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎週月曜24:15~)で先生役を務め、苦難の時期に投稿したブログを振り返った。

  • スギちゃん=テレビ朝日提供

“ワイルドキャラ”で一世を風靡するも、飽きられ始めて仕事が減少してしまったスギちゃん。精神的に追い詰められ、ウケなくて不安な胸の内を赤裸々にブログに書き込んでいたことを告白した。番組では、2013年6月に投稿されたブログを紹介。「何一つ結果が出ない日々が続いてるぜぇ」「消えるのも仕方ないなって感じだぜぇ」「何の意見も聞きたくないぜぇ」という文面にスタジオは「うわ、怖い!」「これ実際にアップしたの!?」と驚がく。

そのネガティブすぎる内容はネットニュースになって広まり、オードリーにはラジオでイジられるハメに。直接その話がしたいと、若林正恭がラジオの電話出演をオファーしたが、スギちゃんは仕事だからと嘘をついて断ってしまう。若林は当時を振り返り、共演経験のあったスギちゃんを心配する思いから「我々の商売は傷口に塩を塗って笑うしかない。こういうときはチャンスでもあるじゃない」と、芸人仲間として救いの手を差し伸べたかったと話した。スギちゃんも「傷口を差し出しておけば良かった」と頷きながらも、当時は「ダメな自分を後輩からイジられるのが嫌だった」と切ない心情を吐露した。

そのほかスギちゃんからは、笑福亭鶴瓶がMCを務める番組で号泣した話や、立ち直るきっかけとなった石橋貴明の一言についても語られている。

同番組は、毎週放送直後の24時45分から「ABEMA」で完全版を配信中。