リクルートライフスタイルが企画・編集する旅行情報誌『じゃらん』はこのほど、「利用して良かったSA・PA」「穴場だと思うSA・PA」に関する調査結果を発表した。同調査は2020年10月27日~29日、運送、タクシー、高速バスなど職業ドライバー約1,000人を対象にインターネットで実施した。
東名高速道路、新東名高速道路の全SA・PAの中で、満足度の高いSA・PAはどこか尋ねたところ、1位は日本最大級の利用者数を誇る「海老名SA(下り)」だった。同SAは2020年7月に「EXPASA海老名」としてリニューアルオープンし、高速道路初出店の店舗も登場。2020年10月からは、高速道路初となるスマートフォンで料理を注文決済できるサービスも導入されている。
「海老名SA(下り)」のおすすめグルメとしては、お土産でも定番の「東京ばな奈」初のソフトクリーム「東京ばな奈ソフトクリーム」、海老名SA(下り)限定の人気商品「えびえび焼」(海老名茶屋)などが挙げられている。
2位は「足柄SA(下り)」、3位は「海老名SA(上り)」、4位は「浜名湖SA(上り)」だった。足柄SAのおすすめグルメは 富士見茶屋の「足柄ソース焼きそば」、海老名SA(上り)のおすすめは「厚切りひれかつサンド」(湘南めし)であるとのこと。PAとして唯一ランクインしたのは、2020年3月にリニューアルした「港北PA(下り)」だった。
穴場だと思うSA・PAでの1位は「鮎沢PA(下り)」だった。足柄SAの一つ手前にあり、比較的空いていること、おいしい食事ができることが理由として挙げられている。名物テイクアウトグルメは天然水を使用した手作りのアメリカンドック「アメリカンドッ君」で、顔の焼き印が押された愛くるしい見た目も人気とのこと。
2位には「駒門PA(下り)」がランクインした。空いていることに加え、施設がきれいなことや、食事がおいしいことなどが支持されている。2017年にリニューアルされ御殿場の郷土料理が楽しめるほか、富士山の伏流水が自由に飲めることも魅力のひとつであるという。