ベスビージャパン(BESV JAPAN)から、ロードバイクタイプの電動アシスト自転車(e-BIKE)の新モデルとして、グラベルe-Roadバイク「JG1」、シティモデル「CF1 LINO」が発表された。3月29日から予約を受け付けており、発売は6月19日。価格はJG1が363,000円、CF1 LINOが239,800円。

  • グラベルe-Road 「JG1」(ジェイジーワン)

JG1は、バッテリーをダウンチューブに内蔵するJシリーズの機構を受け継ぎながら、新たなグラベルロードバイクとして再設計したモデル。軽量化と振動吸収性の向上を図り、フロントフォークやシートポストに軽量カーボン素材を採用した。フレームはアルミ。純正オプションとして、前後フェンダーやリアキャリア、センタースタンド、追加バッテリーと専用バッテリーケースなどを用意している。

車体はSサイズとMサイズを用意。寸法と重さは、Sサイズが全長1,730×全幅510×全高1040mm・15.8kg、Mサイズが全長1,740×全幅510×全高1,065mm・15.9kg。本体カラーはOlive Drab(オリーブドラブ)、変速機構はhimano GRX 11speed、ブレーキはShimano GRX Hydraulic disc、タイヤは700x38C(仏式)。

一方のCF1 LINOは、車体と一体型のバッテリーとすることで、小型化と強度を両立。バッテリー残量やアシストモードをLEDだけで表現するなど、シンプルさも目指した。車体には、可変式ハンドルステム、フレーム内蔵フロントライト、前後フェンダー、リアキャリア、テールランプ(ブレーキランプ)、サークル錠、キックスタンドを標準装備。

日本ではバッテリー着脱式の電動アシスト自転車、および各種の情報を表示する液晶パネルへのニーズが高いとしつつも、デザインを重視して日本における新たなe-Bikeの可能性に挑戦するとしている。車体からディスプレイ機能を省いた点は、スマートフォン連携機能でカバー。「BESV SMART APP」という無料アプリを使うことで、スピード計やトリップ計、地図、サイクリング履歴といったさまざまな情報を取得できる。

  • シティモデル 「CF1 LINO」(シーエフワンリノ)

車体カラーはグラファイトグレー、フレームはアルミ、タイヤサイズは26×2.0(米式)、変速機構はShimano Deore 10speed、ブレーキはTektro機械式ディスクブレーキ、車体サイズは全長1,750×全幅595×全高1,040mm、重さは22.5kg。