プラススタイルは3月30日、次世代モビリティとして注目が高まるeスクーター(電子スクーター)を販売する専用Webサイト「+Style eスクーターコーナー」を開設した。複数のブランドのeスクーターを比較しながら購入できる。eスクーターの乗り方やトレンド、法制度の解説などの記事をまとめたオウンドメディア「+Style MAGAZINE」も用意する。

  • 複数のブランドのeスクーターを比較しながら購入できる販売サイトをプラススタイルが解説した

海外で普及しているeスクーターは、日本では原動機付自転車に分類される乗り物。将来的には、特定区域で速度制限15km/hの小型特殊自動車として、自転車道の走行も可能となる見込みだ。

今回プラススタイルが取り扱うeスクーターは、クリエイティブジャパン製1モデル、KINTONE製1モデル、Segway-Ninebot製5モデル。おもな特徴は以下の通り。

Free Mile Plus

Free Mile Plusは、クリエイティブジャパン製のeスクーター。直径25.4cm/太さ8cmのオフロードに対応した10インチタイヤを装備し、前輪と後輪にそれぞれ2基/合計4基のサスペンションを搭載。小石やデコボコした車道の路肩、側溝などでも走りやすいよう設計されている。電池は48V/10Ahの大容量バッテリを搭載。最大航続距離は30~40kmとなる。バッテリーの着脱も可能。

  • 公道の走行が可能な「Free Mile Plus」

  • 折りたたみにも対応する

価格は173,800円で、4月より発売する。

Kintone Model One

Kintone Model Oneは、KINTONE製のモデル。簡単に折りたためる構造となっており、重さも12.5kgと軽く持ち運びしやすい。250Wの電動モーターと8.5インチのタイヤを備え、最高速度は通常モードで25km/h、パワーセービングモードで18km/h。走行距離は13~18kmとなっている。公道では利用できない。

  • シンプルな構造の「Kintone Model One」

価格は65,780円で、4月より発売する。

Kickscooterシリーズ

Kickscooterシリーズは、Segway-Ninebot製のモデル。ラインナップと価格は以下の通りで、これらの製品は公道での利用は不可。全モデル、スマートフォンアプリ「Segway-Ninebot」との連携に対応し、バッテリー残量などの車両ステータスや、走行距離の履歴などを確認できる。いずれも3月30日より発売する。

Kickscooter MAX

「Kickscooter MAX」は、走行可能距離が65kmのハイエンドモデル。350Wのブラシレスモーターによる後輪駆動方式により、加速性能 / 安定性 / ブレーキ性能に優れる。短絡 / 重電 / 放電 / 過電流などを監視するバッテリー管理システム「Smart-BMS」も搭載する。価格は143,000円。

  • 加速性能 / 安定性 / ブレーキ性能に優れるハイエンドモデル「Kickscooter MAX」

  • 折りたたみに対応する

Kickscooter Air T15

「Kickscooter Air T15」は、コンパクトかつ軽量ボディのモデル。重さは約10.5㎏で、折りたたみも可能。折りたたみ時のサイズは1,024×202× 223mmとなり持ち運びしやすい。価格は132,000円。

  • 未来的なデザインの「Kickscooter Air T15」

  • 折りたたみすると圧倒的にコンパクトになる

Kickscooter E25

「Kickscooter E25」は、700Wのピークパワーモーターを搭載するモデル。急勾配をものともせずに駆け上がれる。価格は121,000円。

Kickscooter ES2

「Kickscooter ES2」は、最大25kmの走行が可能なシンプルモデル。折りたたんだ状態でハンドルを持ち、前輪を路面で転がすことで片手でも簡単に持ち運べる。価格は110,000円。

Kickscooter E22

「Kickscooter E22」は、航空機仕様の一体型アルミ合金を採用し、軽量性と耐久性を両立したモデル。ドイツのiF Product Design Awardを受賞している。価格は110,000円。