大学スポーツ協会(以下、UNIVAS)は、2021年度も安全・安心な大学スポーツ環境の整備を促進するため、加盟大学および加盟競技団体が主催する大会・試合に医療従事者等を配置する事業を4月1日より開始する。
同事業は、UNIVASが進める「安全で安心な運動部活動環境の整備」の一環として実施するもので、特に大会や試合における安全性を向上させることを目的としている。
これまで、大学や競技団体が主催する大会や試合において発生したスポーツ外傷や障害に対して、リソース不足等の理由で十分な対応や準備ができない場合があったという。そういった課題があるなか、UNIVAS会員の大学・競技団体が主催する大会や試合に医療従事者を配置することにより、大学スポーツ活動の安全・安心な体制および取り組みを強化する。
今回の発表にあたりUNIVASは「派遣する医療従事者の質の向上と高いサービスを提供するため、処遇の改善を実施し、学生アスリートが安全で安心してスポーツに取り組める環境を整えてまいります」とコメントを寄せている。