リモートワークやオンライン授業、リモート帰省など「自粛生活」が長引くことで急速に普及したzoom。2020年は「zoom飲み」を楽しんだという方も多いのではないでしょうか。zoomはPCだけではなく、androidなどのモバイル端末でも使用できます。今回はandroid版zoomの使い方や、できることをご紹介します。
androidでzoomをインストールしよう
android端末でzoomを使用したオンライン会議を行いたい場合は、アプリのインストールが必要です。 まず、アプリストアでzoomをインストールしましょう
アプリストアで「zoom Cloud Meetings」を検索
アプリストアで「zoom Cloud Meetings」と検索し、アプリをインストールしましょう。
zoomには無料ライセンスと数種類の有料ライセンスがありますが、無料でもオンライン通話を行えます。もちろんダウンロードも無料です。
アカウントを作成する
zoomアプリをインストールしたら、次はアカウントの作成です。アカウントを作成することで会議の主催やスケジューリングなどのさまざまな機能をスムーズに使えるようになります。
「サインアップは無料です」を選択
zoomアプリを開き、「サインアップは無料です」を選択しましょう。
この画面では左側の「サイン…」になります。
なお、新たにzoom用のアカウントの設定をしなくても、Google、シングルサインオン、Facebookを利用してサインインすることも可能です。
アドレスを登録し、受信したメールからアカウントを作成
「サインアップは無料です」を選択すると、まず生年月日の確認になります。
生年月日を入力し、次の画面に進みましょう。
アカウントを作るために使用するメールアドレスを入力します。メールアドレスを設定すると、認証のためのメールが届きます。
届いたメールの「アカウントをアクティベートにする」をクリックし、アカウント作成に進みましょう。
アカウント作成では、名前とパスワードを設定します。アルファベット(大文字、小文字それぞれ)と数字を組み合わせ、悪用されにくいパスワードにしましょう。
これでアカウント作成が完了です。
招待されている場合はアカウントをすぐ作らなくてもOK
ミーティングに招待されている場合は、ミーティングIDか会議室名を入れることで参加できます。ログインが必要ないため、アプリさえダウンロードしておけば会議への参加が可能です。招待されていてすぐ参加しなければならない場合は、アカウントの作成を後回しにしてもいいでしょう。
androidでzoomを使おう
では早速androidでzoomを使用してみましょう。 モバイル端末でzoomを使えば、PCを出せる環境がなくても場所を選ばずにオンライン会議に出られます。
ミーティングを作成する
自分が主催者(ホスト)となってミーティングを作成してみましょう。アプリを使えばとても簡単に作成できます。
アプリのホーム画面の「ミーティングを開始」をタップします。
ビデオのON/OFF、個人ミーティングIDの使用の有無を設定します。ビデオをオフにして会議を行いたい場合はこの時点でオフにしておくといいでしょう。ビデオのON/OFFはミーティング開始後もワンタップで設定できます。
設定を行い「ミーティングの開始」をタップすると主催者(ホスト)としてミーティングが始まります。
ミーティング画面下のバーでは、さまざまな設定を行えます。一例としてビデオのON/OFF、ミュート、画面共有機能などです。参加者を招待したい場合は、「参加者」をタップしましょう。
「参加者」画面から「招待」をタップすると、招待する方法を選べます。この画面から直接メールやメッセージを送って招待を行いましょう。
画面の右上では音量とカメラの設定を行うことができます。カメラマークをタップすると、インカメラとアウトカメラを切り替えられます。
なお、会議中は自分の顔を映しておき、手元の資料を見せたいときにアウトカメラに切り換えるなどで使い分けるのがいいでしょう。インカメラとアウトカメラをスムーズに切り替えられるのは、androidを始めとしたスマートフォンでのzoomのメリットです。
ミーティングを終了したい場合は左上の「終了」をタップします。
ミーティングに参加する
参加者としてミーティングルームに入るには3種類の方法があります。
1つ目は招待リンクで参加するケースです。主催者があなたを参加者として招待する場合、主催者はミーティングのURLが記載されたメールを送ることができます。
メールに記載されたURLをタップすることで、ミーティングに参加できます。
2つ目はミーティングIDで参加するケースです。
ホーム画面の「参加」をタップすると、ミーティングIDを入力する画面になります。
事前に主催者から伝えられているIDを入力すると会議室に入れます。また、この画面でミーティングに参加する際の名前の設定ができます。
3つ目は会議室名の検索です。ミーティングIDのときと同様に「参加」をタップし、IDを入力する画面で「会議室名で参加」を選択します。事前に伝えられた会議室名を入力することでミーティングルームに参加できます。
ミーティング画面は主催者(ホスト)の場合とほぼ同じです。ホワイトボードや画面の共有を行いたい場合は主催者側の設定が必要となります。 ミーティングを終了したい場合は「退室」を選択しましょう。
ミーティング以外のzoomの機能
zoomにはオンラインミーティング以外の機能も備わっています。androidをはじめとしたモバイル端末でも使用できるものが多くあるので、そのうちの一部をご紹介します。
■電話機能(zoom Phone)
zoom Phoneのライセンスを持っていれば、zoomで電話機能を使えます。zoomのアプリでも使用できるので、非常にモバイル端末と相性がいい機能といえるでしょう。
zoom Phoneを使った通話中に資料を見せて伝えたい場合はそのままzoomでのオンラインミーティングに移行できるなど、便利な機能が多くあります。多くの企業がzoomをインストールして利用しているからこそビジネスシーンで活躍する機能なので、検討してみるのがいいでしょう。
■チャット機能
zoomではオンラインミーティング中にチャットを送ることもできます。ミーティング中にURLを共有したいときなどはチャットを通じて送ると便利です。
また、会議のルールや共有事項などを事前にチャットに送ることで文字情報として途中参加の人にも周知できます。チャット機能を使いこなすことでさらにオンラインミーティングが使いやすくなるので、チェックしておきましょう。
■連絡先
zoomアプリに連絡先をあらかじめ登録しておくことで、すぐミーティングを始めたり、ファイルを共有したりできるようになります。スマホアプリで行うことで、PCを開かなくても簡単に資料の共有ができるので、ビジネスシーンでも役立つでしょう。
チームのメンバーや連絡を多く取る人は連絡先を登録しておくのがおすすめです。
androidでもアプリをダウンロードすることでzoom会議をスムーズに
ビジネスや友人とのコミュニケーションにおいて今やなくてはならないものとなったzoom。PCだけではなく、androidでもアプリをダウンロードすればスムーズに使用できます。ミーティングを主催するのも参加するのも簡単な操作で行えるので、ぜひ試してみましょう。
androidをはじめとしたモバイル端末では、出先などでも手軽にオンライン会議を行うことができます。現在PCのみでzoomを使用しているという方も、ぜひアプリをダウンロードしてみてください。