キヤノンは3月29日、2020年の世界市場におけるレンズ交換式デジタルカメラの台数シェアナンバーワンを獲得したと発表しました。2003年~2020年まで、18年連続での世界シェアナンバーワンとなります。

2020年は、2月にEFマウント機のフラッグシップとなる高性能デジタル一眼レフ「EOS-1D X Mark III」を発売し、プロフェッショナル層に高い評価を得ました。近ごろは、RFマウント搭載のフルサイズミラーレスに注力しており、2020年7月に販売を開始した高性能モデル「EOS R5」や、意欲的な小型軽量&低価格の超望遠レンズ「RF800mm F11 IS STM」などが写真趣味層にもヒット。品薄の状況が長く続きました。2020年11月にはAPS-Cミラーレス「EOS Kiss M2」を発売し、入門機の投入も継続しています。交換レンズは、EFマウントとRFマウント合わせて118本を擁するまでになりました(映像制作用のシネマレンズ、エクステンダー含む)。

  • 高性能デジタル一眼レフ「EOS-1D X Mark III」(2020年2月発売)

  • 高性能フルサイズミラーレス「EOS R5」(2020年7月発売)。装着しているレンズはRFマウントの超望遠レンズ「RF800mm F11 IS STM」