もうすぐ4月1日、あなたの職場にも新入社員が入ってきたり、知人や友人、また自分の子が新社会人になるという方もいるだろう。
新しい生活を始める新社会人や新入社員へ、お祝いのプレゼントを贈るなら何が良いだろうか。今回、マイナビニュース会員305名に、「退職・異動する上司や同僚へ贈りたいプレゼント」についてアンケートを実施した。
新社会人に贈りたい、定番のプレゼントは?
今回アンケートに回答した方のうち、約半数の方は新社会人や職場の新入社員にプレゼントを贈る予定があるという。贈る方は実際にどんなものを贈るのか、また過去に贈ったことのある方がチョイスしたものは? アンケート結果を見てみよう。
「新社会人・新入社員へのお祝いとして、何を送りますか?」という質問に対して、最も多かった回答は「文房具」(34.4%)、次いで「ファッション小物」(25.5%)と、この2つが定番のようだ。さらに「ギフト券」(8.5%)、「現金」(6.2%)、「デジタル小物」(4.2%)と続く。
一番人気の「文房具」の内訳を聞くと、特に多かったのが、ボールペン、万年筆と言った「筆記用具」。「記念に高級なブランドのボールペンや万年筆を贈ります」(40代女性/千葉県/サービス)、高級なブランドものであったり、名入れサービスで名前を入れたりと、「自分では買わないけれど、ちょっと背伸びしたもので、かつ仕事で便利なもの」は嬉しいアイテムだろう。
社会人になって初めて使う方も多い「名刺入れ」も人気のようだ。「ちょっと良い『名刺入れ』などがいいと思います。本人が自分のために買うには、優先順位的に相当低いと思うので」(50代男性/神奈川県/ソフトウェア)、「傘、名刺入れなど社会人らしい小物」(40代女性/青森県/食品)。名刺入れは、会社のデスクにひとつ、カバンのなかにひとつというように、複数あっても役立つので、「贈ったものが被るかも」という心配も避けられそうだ。
また、実用性重視のものでは「シャチハタ印鑑」(40代男性/千葉県/海運・鉄道・空輸・陸運)という意見も。リモートワークでハンコを押す機会は減ってきたかもしれないが、会社によってはまだまだハンコ文化は根強いところもあるだろう。
「ファッション小物」では、「名前入りのネクタイ」(30代女性/京都府/ガラス・化学・石油)、「腕時計を贈りました」(40代男性/大分県/旅行・観光)といったコメントが。「靴の手入れセット、折り畳み傘」(50代男性/宮城県/流通・チェーンストア)と、身だしなみの手入れに役立つ小物も便利そうだ。
また新生活はなにかと物入りな時期。「商品券等、受け取った側がある程度好きに使えるもの」(30代女性/群馬県/建設・土木)、「お祝い金」(30代女性/神奈川県/その他電気・電子関連)というように、自由に使える金券や現金を贈る方も。仕事の途中や休日にほっと一息つける「スターバックスのカード」(40代男性/東京都/ソフトウェア)も気の利いたプレゼントかもしれない。
「その他」(6.9%)では、ユニークなアイデアが多く寄せられた。
「マニュアルやアドバイスが書いてあるメモ」(20代女性/静岡県/医療・福祉・介護サービス)、「ものばかりではなく、新入社員の相手にとってプラスになるであろう言葉を簡潔に贈るようにしていました」(40代男性/神奈川県/鉱業・金属製品・鉄鋼)と、職場や社会人の先輩だからこそ贈れる「明日の仕事から使えそうなプレゼント」もあげられた。また「プレゼントというより食事にさそってあげる」(30代男性/京都府/精密機器)というコメントも。
そしてやはり、何を贈るか迷うもの。「親戚筋にいるが、悩ましい。本人に聞くのが一番か」(50代男性/東京都/コンピューター機器)と、直接聞いて、受け取り手が欲しいものを贈るのも、ひとつのアイデアかもしれない。
調査期間:2020年3月17日
調査対象:マイナビニュース会員(20~50代社会人)
調査数:305名
調査方法:インターネットログイン式アンケート