男子新体操をテーマにした青春感動ストーリーの舞台『タンブリング』が、6月に大阪と東京で上演されることが27日、発表された。
主演は、ダンス&ボーカルユニット・Dream5の元メンバーで、ミュージカル『刀剣乱舞』や舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』に出演し、今年3月にはアーティストとして自身初のオリジナルアルバムを発表した高野洸。そして、「第27回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリに輝き、特撮ドラマ『仮面ライダーゴースト』で主人公を演じ、以降も数々のドラマや映画、舞台に出演している西銘駿。昨年、舞台『タンブリング』2020で同役を演じる予定だった2人が、1年の時を経て、ついにその時を迎える。
人気の2人のW主演に加え、元木聖也、納谷健、北乃颯希、西野太盛、梶原颯、バーンズ勇気の続投も決定。さらに、長妻怜央、蒼木陣、廣野凌大、綱啓永らの新キャストも加わり、今最高にアツイ若手俳優陣が躍動する。
2010年4月期にTBS系で放送された青春ドラマ『タンブリング』。知られざる“男子新体操”の魅力を描き、俳優陣が吹き替え一切なしで男子新体操に挑む姿も多くの視聴者を感動させた。その後、同年9月にドラマの主要キャストだった大東駿介主演で舞台化。翌年の vol.2では若手実力派俳優の菅田将暉を起用し話題に。vol.3では柳下大、vol.4では中尾明慶、FINALでは松下優也を主演に据え、千葉雄大や志尊淳など話題のキャストを起用。 舞台ならではの男子新体操団体のダイナミックな動きと華麗なダンス、胸を熱くさせる青春ストーリーで観客を魅了し、エンターテインメント業界をけん引する、多くの人気俳優を輩出してきた。
そんな舞台『タンブリング』は、10周年のメモリアルイヤーとなる2020年に上演が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大のため一旦は断念。しかし、復活を幻に終わらせたくないとキャスト・スタッフが再集結。今回の上演決定となった。
高野と西銘がコメントを寄せた。
■高野洸(野村朔太朗役)
舞台『タンブリング』に再び挑戦出来ること、心からうれしく思います。去年、稽古中に知らされた上演中止には、抗えない状況に悔しさを感じましたが、すぐに前を向けたのは演じる役柄のメンタルと、カンパニーの明るさのおかげだと思っています。結束し全員を信じて大きな敵と戦う。「タンブリング」という団体競技を通して生まれる感動は、今の世の中で沢山の方に体感してほしいです。熱い友情と努力を是非観に来てください!
■西銘駿(北島晴彦役)
1年前、舞台『タンブリング』2020の中止を聞かされた時、悔しすぎて、ずっと落ち込んでいました。ですが、こうやって1年越しにみんなとまた一緒に『タンブリング』や新体操ができる喜び、去年の悔しかった思い、全てを背負って舞台に立ちたいと思います。とても緊張感のある競技なので、真剣に向き合い、怪我をしないように気をつけて舞台に挑みます! まだまだ大変な状況ではありますが、僕達の舞台を見て1人でも多くの人に感動を与えられたら良いなと思っています。
なお、大阪公演は6月11日~13日にCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて、東京公演は6月17日~24日にTBS赤坂ACTシアターにて上演。チケット発売は5月9日10時より。
(C)舞台『タンブリング』2021 製作委員会