女優の小芝風花が主演するテレビ朝日系ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(毎週土曜 23:00~)のメインキャストらがこのほど、クランクアップを迎えた。

  • 左から富田靖子、小芝風花、加藤清史郎、工藤阿須加=テレビ朝日提供

小芝が演じる主人公・清水萌子美は、ヌイグルミや石や植物など、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”の持ち主。一見幸せそうに見えるが、実は問題を抱える家族の絆と再生を描く。

続々と撮影を終えたキャストが「不安を感じない日はない中、この家族、このスタッフさんたちと1つの作品を作ることができて幸せでした」(工藤阿須加)、「新しい時代の家族像を示すことができたと思います」(田辺誠一)、「“さわやか”という言葉にとりつかれた数か月間でした(笑)」(加藤清史郎)と感想を語る中、ついに小芝もクランクアップ。

「清水萌子美役の小芝風花さんオールアップです!」との声がかかると、先に撮影を終え、「母親というものは家族に育てられるものだと改めて感じました」と語っていた富田靖子が現場に駆け付け、小芝に花束を渡すサプライズが。

小芝は「萌子美という役はすごく難しくて、萌子美の部屋のセットを見たりしながら、悩みつつ作っていきました」と振り返り、「プロフェッショナルな方たちとご一緒できて、最後まで萌子美を演じることが出来ました! 本当に皆さんのおかげです。ありがとうございました!」と感謝を述べた。

4月3日の最終話に向け、今夜放送の第9話では萌子美に新たな試練が訪れる。モノと話せなくなり不安でいっぱいの萌子美に兄・俊祐(工藤)は、自分を責めながらも素直になれず、当分仕事を休むことを提案。祖父・須田観(橋爪功)は、もし再びモノと話せるようになったらその力を何に使いたいかと萌子美に問う。さらに、観がかつて起こした不倫騒動を「後悔はしていない」と話すのを千華子(富田)が立ち聞きしまい、ヒステリックに騒ぎ出す。そんな中、伸寛が山梨に行くと宣言し……。