ビズヒッツはこのほど、「リモートワーク時の服装とメイクに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2月18日~19日、リモートワーク経験のある女性500人を対象に、インターネットで実施した。
リモートワーク時の服装を聞いたところ、49.4%が部屋着・スウェット・ワンマイルウェアなどの「カジュアルスタイル」と答えた。その理由としては、「誰に見られるわけではないので、部屋着の方がリラックスして仕事ができる(20代)」「子どもがいるため、すぐ家事にうつれるように(30代)」「着替えるのが面倒。洗濯物が増える(40代)」というものだった。
「出社時よりややカジュアル」は43.2%だった。「かっちりした服装を家でするのは疲れるが、カジュアルにしすぎると急なオンライン会議などがあったときに困るから(20代)」「部屋着だと気合が入らないため、外に出てもおかしくない格好になって作業をしている(30代)」「リラックスして仕事が出来るから(40代)」といった理由が挙げられた。
「出社時と同じ服装」と回答した人は7.4%だった。その理由は、「仕事モードにスイッチを切り替えるために、あえて出社時と同じ服装をしている(20代女性)」「基本的に出社時に服装の指定がなく、出社の有無に関わらずカジュアルな服を着ているため(30代)」「会社でドレスコードが決められていて、リモートでも守る必要があるから(40代)」などだった。
オンライン会議のときの服装について尋ねたところ、最も多い回答は「上半身のみスーツorオフィスカジュアル」だった。カメラを意識して、上半身だけ「出勤時・出勤時に近い服装」「きちんとした、きれいめの服装」をしている人がほぼ半数を占めている。回答数が多かった具体的な上半身アイテムは「ジャケット」「シャツ・ブラウス」「きれいめニット」だった。
次いで多かった服装は、上半身だけではなく全身を出勤時・出勤時に近い、きれいめの服装にする「全身スーツやオフィスカジュアル」だった。中には、「時計やアクセサリーまでしっかりつける」という人も見られた。ボトムスにも気を使う理由としては、「カメラの前で立つ可能性があるから」などがあげられた。
3位は「普段着(外出できる服装)」だった。「もともと出社時もカジュアルなので、オンライン会議でも同じような服装」という理由が多い。中には、「社内会議ではカジュアルだが、社外の人との会議はきれいめな服にする」という回答もあった。
4位は「上半身のみ普段着」、5位は「部屋着」だった。
リモートワーク時にメイクをするか質問したところ、最も多い回答は「オンライン会議のときだけする」だった。理由としては、「すっぴんを隠したいから」「マナーだと思うから」「顔色が悪く見えたりするので」などが挙げられた。
2位は、「出社時より軽めにする」だった。その理由は、「オンオフを切り替えるため」「急な会議が入るかもしれないから」「ノーメイクだと乾燥が気になる」などだった。
3位は「いつも通りする」となった。理由は2位と同様に、「仕事モードに切り替えるため」「突然のオンライン会議に備えるため」となっている。4位は「メイクはしない」で、「面倒」「もったいない」「ノーメイクの方が肌にいい」「メイクのフィルター機能がある」といった理由が挙げられた。
リモートワークによる被服費はどう変化したか尋ねると、64.2%が「減った」と答えた。33.8%が「変わらない」、2.0%が「増えた」と答えている。