日本旅行と秩父鉄道は、秩父鉄道の12系客車と重連電気機関車の編成による夜行急行列車「重連電機・12系客車 夜行急行『三峰51号』熊谷行の旅」を3月29日に発売する。
往時の座席客車夜行急行を再現したツアーは2018年から企画・実施しており、今回は熊谷~三峰口~秩父~三峰口~熊谷間の経路を取り、プッシュプル(回送時)・前部重連・単機の3形態の牽引方式で運行する。
行程中、機回しが5回あり、客車列車ならではの操車光景を見られる。往路の長瀞駅ではドア扱いで2番線に停車し、1番線側から撮影できる機会を設ける。三峰口駅では参加者専用の撮影会を開催し、前部重連から単機への牽引形態変更や単機留置の様子も撮影できる。
2日目の三峰口駅到着(1回目)から三峰口駅発車(2回目)まで、三峰口駅に滞在することもでき、三峰口駅を発着する光景の撮影も可能に。オプショナルツアーとして、三峰口駅からの急行「三峰号」が武州中川駅を通過する光景撮影するための連絡バスも運行する。
旅行期間は5月8~9日。1名あたりの旅行代金は、2席占有プランが大人1万8,500円・こども1万7,500円、1ボックス(4席)占有プランは大人3万5,500円・こども3万4,500円。募集人数は152名。3月29日15時から、日本旅行大阪法人営業統括部のサイトで申込みを受け付ける。