俳優の押田岳が、俳優の結木滉星ら、テレビ朝日特撮枠ドラマ経験者の俳優5人がオムニバス形式で主役を務める「TELASA(テラサ)」初のオリジナルドラマ『主夫メゾン』の最終話(26日12時配信)に出演する。最終話から17枚の場面写真と、押田、結木のコメントが公開された。

  • 左から結木滉星、押田岳 (C)テレビ朝日・MMJ

最終話では、第1話の主人公「軽はずみな新人主夫」神谷リク(結木)と、明るくてシッカリ者の妻・一果(矢作穂香)に再びフォーカス。すっかり主夫ぶりが板についてきたリクは、一果の妊娠も判明し、幸せな毎日を送っていた。だが、一果はリクが主夫をしていることを両親に隠し通そうとする。2人は激しい口論になり、リクは「主夫をやめて働く」と宣言。その矢先、隣室に引っ越してきた新米主夫・野崎(押田)との会話で、自分自身の思わぬ本音に気づいてしまう。

押田が演じるのは、神谷家の隣室に引っ越してきたばかりの主夫・野崎で、サウナで出くわしたリクに新米主夫ならではのピュアな思いや迷いを打ち明ける。公開された場面写真からは、結木と押田が仲良くギョウザを作るシーンも。『仮面ライダージオウ』(18~19年)で注目を集めた押田だが、映画『一礼して、キス』(17年)や特撮イベントで一緒になった結木と、待望の本格共演を果たすことになる。

押田は「現代の『結婚』や『カップル』の1つのカタチとして『主夫』は認識はされているけど、まだまだこのお話のように周りには言いづらい部分もあると思います。このドラマはそういう夫婦関係の方々に勇気を届けられると思います」と作品のテーマに共感し、「見知った同期や先輩方がたくさんいらっしゃったのも楽しみでした」とキャストとの共演を振り返る。

結木については「真面目で芝居がお好きなんだろうなぁ、という印象でした。いつも優しいですし! 僕の初めての映像現場でも、そして僕の代表作である特撮のときもご一緒したのですが、今回ようやくちゃんとお芝居で会話ができて、うれしかったです」と歓喜。

また「僕自身も家事が得意なので、絶対に主夫になれると思います。好きな家事は料理。劇中ではギョウザを作るシーンもありましたが、僕自身も作ります。僕流のこだわりは具材を細かくしすぎず、なるべくいっぱい詰めることです。あと、豚の角煮も最近作ります。料理の中ではわりと手間がかかるメニューなので、将来の奥さんにぜひ作ってあげたいです」とアピールした。

一方、結木は最終回について「神谷リクを通して、このコロナ禍だからこそ、当たり前がいかに難しいことかを感じることがたくさんあった気がします。多くの人たちの尽力があって作品が創れて、そして見てくれる人がいる。今までは正直あまり意識できてなかったけど、すごいことなんだなと改めて感じました」と語り、「『主夫メゾン』を見てくれた人が何かしら感情が動いて、僕たちの思いを受け取ってくれたらすごく嬉しいです」と呼びかけた。

また、27日(25:30~ ※関東ローカル)にはテレビ朝日で特別編の地上波放送も決定。5組のカップルを紹介しながら、磯村勇斗演じる完璧主義で娘が大好きな主夫・大友龍之介にスポットを当てた第4話のダイジェストを放送する。