東京メトロは25日、丸ノ内線四ツ谷駅の太陽光発電システムを3月26日から稼働開始し、ホームドアやエレベーターなどの駅施設の電力に活用すると発表した。
同社は今年3月、長期環境目標「メトロCO2ゼロチャレンジ 2050」を設定。東京メトログループ全事業が排出するCO2量「2030年度-30%(2013年度比)、2050年度実質ゼロ」をめざしている。
そのひとつとして、再生可能エネルギーの活用を推進しており、地上駅のホーム屋根上で太陽光発電システムを稼働し、ホームドアやエレベーターなどの駅設備に活用する取組みを2008年から順次実施している。丸ノ内線四ツ谷駅への導入は11駅目となる。
3月26日から稼働開始する丸ノ内線四ツ谷駅ホーム屋根上の太陽光パネルの最大出力は164kW。想定されるCO2排出量削減効果は年間約69.7トンを見込んでいる。