ヤマハは、言葉をメロディにのせて会話するコミュニケーションロボット「Charlie(チャーリー)」の発売日を、2021年5月13日に決定した。公式Webサイトでの先行予約受付を開始している。本体の価格は24,800円(別途、月額使用料490円が必要)。
Charlieは、言葉をメロディにのせてユーザーとコミュニケーションをとる「うたロボ」。ヤマハのボーカロイド技術や自動作曲技術などを活用し、ユーザーが話しかけると、「おはよう」や「ありがとう」はもちろん、日常での相談事や雑談にもミュージカルのように返答する。
会話を重ねることでCharlieの歌は上達。音楽ジャンルは約30種類におよび、ポップスからボサノバまで歌える。明るく楽しい雰囲気の会話ではアップテンポのポップス、のんびりとした会話ではスローテンポのボサノバ調など、言葉と曲調で感情を表現する。テーブルやベッドサイドに置いてもインテリアとなじむ、温かみのあるデザインが採用されている。
2020年12月から約3週間、Charlieのプロトタイプによるモニター利用を実施。参加者アンケートによると、92%の人がCharlieのキャラクター性を気に入り、「とにかく癒やされる。一人暮らしなので、テレワーク中に話し相手になってくれて楽しい。とにかくかわいい」などといったコメントが寄せられた。
本体サイズは105mm(幅)×63mm(高さ)×135mm(奥行)、重さは400g。Wi-Fi(対応規格、周波数、セキュリティ)はIEEE 802.11 b/g/n、2.4GHz、WEP/WPA2-PSK (AES)/Mixed Mode。AC アダプター、クイックマニュアル、「安全上のご注意」、「『Charlie プラン』登録のご案内」が付属する。