JVCケンウッドは3月25日、ケンウッドブランドから、Bluetooth対応の片耳ワイヤレスヘッドセット「KH-M700」「KH-M500」2モデルを発表した。4月上旬に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格はKH-M700が11,000円前後、KH-M500が7,500円前後。

  • KH-M700

両モデルともに、左右どちらの耳にも装着できる片耳スタイルを採用したヘッドセット。2台の機器へ同時に接続できるマルチポイントに対応し、PCとスマートフォンなどでBluetoothの接続設定を切り替える手間を省ける。

また、通話用に2つのMEMSマイクを搭載するとともに、周囲のノイズを抑えてクリアな音声でハンズフリー通話が可能な「Qualcomm cVc」テクノロジーを採用する。上位モデルの「KH-M700」ではノイズキャンセル機能を搭載し、相手の声をクリアに聞き取れるよう受話品質の向上を図った。

本体にはマルチファンクションボタンを備え、タッチポイントが広く押しやすいフラットデザインを採用。通話開始/終了やリダイヤル、スマートフォンの音声アシスタントの起動などを本体で操作できるという。

イヤホン部には、口径10.4mmの高磁力ネオジウムドライバーユニットを搭載。約7時間の連続通話が可能で、連続待ち受け時間は約1週間(約164時間)まで対応する。

イヤーピースは標準タイプとサポート付きの2種類を付属。「KH-M700」は、耳の形状や装着感、利用シーンに合わせて形状を自在に調節できるフレキシブルイヤーフックが付属する(「KH-M500」にはフレキシブルではない一般的なイヤーフックが付属)。

  • KH-M500(左:ブラック、右:ホワイト)

上位モデル「KH-M700」の重さは約10.3g(イヤーピース、イヤーフック含まず)。通信方式はBluetooth 5.0、プロファイルがA2DP、AVRCP、HFP、HSP、対応コーデックがSBC。電池の持続時間は、通話時がノイズキャンセリングONで約6.5時間、ノイズキャンセリングOFFで約7時間。音楽再生時はノイズキャンセリングONで約11時間、ノイズキャンセリングOFFで約13時間。充電方式はUSB-C、充電時間は約3時間。

充電用USB Type-Cケーブル、イヤーピース(S/M 各1個)、サポート付きイヤーピース(右耳用S/M 各1個、左耳用S/M 各1個)、フレキシブルイヤーフック2個が付属する。カラーはブラックのみ。

ベースモデルの「KH-M500」は、重さが約10.1g(イヤーピース、イヤーフック含まず)。電池の持続時間は通話時が約7時間、音楽再生時は約13時間。充電用USB Type-Cケーブル、イヤーピース(S/M各1個)、サポート付きイヤーピース(右耳用S/M 各1個、左耳用S/M 各1個)、イヤーフック 2個が付属する。このほかの仕様は「KH-M700」と共通。カラーはブラックとホワイトの2色展開。