東日本電信電話(NTT東日本)は3月24日、中小企業などを対象にオンラインストレージサービスである「コワークストレージ」を4月8日から提供すると発表した。提供エリアはNTT西日本エリアを含む全国、月額利用料は2750円から。

  • サービスの概要

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同サービスの主な特徴として同社は、「社内外との協働のためのストレージ」「ファイル共有に加えて業務効率化にも貢献」「国内事業者による強固なセキュリティとサポート」の3点を挙げる。

社内外との協働に関しては、まず現状の社内フォルダと同様の構成及び柔軟なアクセス権限設定が可能。加えて、URLリンクによるファイル共有や社外とのフォルダ共有など、会社や組織間をまたいだ協働をサポートするとしている。

業務効率化への貢献については、部門やチームで連携したアイデアの追加更新が可能であり、コラボレーション強化による生産性を高めるとのこと。さらに、Microsoft Teamsとのシームレスな連携により、容易にチャットでのファイル共有が可能という。

セキュリティに関しては、同社が2021年7月以降に提供開始予定の回線認証に対応し、自宅や職場などの複数の拠点からセキュアに利用できるとしている。また、移行時や運用時の困りごとにも手厚くサポートするとのこと。

同サービスのプランは、スタート、スタンダード、アドバンスト、プロフェッショナルの4種類。月額利用料金は、スタートが100GB・5IDで2750円、スタンダードが1TB・10IDで6600円、アドバンストが3TB・30IDで2万3100円、プロフェッショナルが5TB・50IDで3万9600円。また同社は、自社ブランドでのサービスの提供を希望するパートナー企業向けに、同サービスをOEMで提供するという。