NTT東日本は3月24日、テレワークにおける取引先などとの円滑なコミュニケーションを実現するサービス「ひかりクラウド電話for Microsoft Teams」4月26日より提供すると発表した。
同サービスにより、マイクロソフトが提供するコラボレーションツール「Microsoft Teams」でオフィスの電話番号の発信・着信が可能となり、業務に利用される電話やチャット、Web会議などの多様なコミュニケーション手段を「Microsoft Teams」を導入したパソコンやスマートフォンに統合することが可能となる。
これにより、オフィスへの着信をどこでも受けられるため、オフィスへの着信に対応するために出社する必要がなくなるほか、、BCP(事業継続計画)対策に役立つ。
また、「Microsoft Teams」で電話をかけると相手先にオフィスで契約している番号が通知されるため、従業員の個人的な電話番号の漏洩を防ぐことが可能となる。
そのほか、「Microsoft Teams」を導入したパソコンやスマートフォンがあれば、業務用携帯電話が不要となり、コストの軽減にもつながる。
同サービスの利用に際しては、マイクロソフトが「Microsoft Teams」向けに提供している「Phone System(電話システム)」または「Microsoft 365 Business Voice」と、それらを付与可能な「Office 365またはMicrosoft 365」ライセンスが必要となる。