俳優の速水もこみちと、元乃木坂46で女優の若月佑美が、ABCテレビ制作の新ドラマ『結婚できないにはワケがある。』(ABCテレビ 4月18日から毎週日曜23:55~ テレビ神奈川 4月20日から毎週火曜23:00~ ※ほか地域でも放送予定)で、“人形”との三角関係に挑戦することが25日、分かった。
原作は、コミックシーモアなどで現在2,300万ダウンロードを突破している、邑咲奇氏による同名の電子コミック。イケメンで高身長、高学歴、出世街道まっしぐらの富澤光央課長(速水)は、30歳までに理想の男性との結婚を夢見る29歳の後藤まりこ(若月)にとって完璧な男性。だが、富澤課長には、「みちゅこ」という名の人形を愛しているという秘密があった。まりこの努力の結果2人は付き合うことになるが、30歳の誕生日まではあと残り100日。富澤課長をめぐる、異色の三角関係が火蓋を切った。
主演の速水は昨年、同枠のドラマ『この男は人生最大の過ちです』で奴隷願望のあるドM社長役を怪演し、SNSでは「速水もこみちあっぱれ!」「もこみち変態だけど応援したくなってきた」と話題に。今回は「クセが強すぎるイケメン上司シリーズ」の第2弾となる。
速水は今作に「もともと読んでいた原作なのでお話を頂けて本当に嬉しかったです。前回とはまた一味違った『クセ』のある上司を演じられるのが楽しみです」と意気込み、「若月さん演じるまりことの出逢いで光央がどう成長していくのか。また、みちゅことの三角関係がどのように展開していくのかをお楽しみ頂けたら」とアピール。
若月は、自身が演じるまりこについて「たまにドジをするけれど、基本はしっかり者でちゃんと自分を持っていて相手を思いやれる素敵な女性です。結婚への憧れが人一倍強いけど、誰でもなんでもいいわけじゃないところがちゃんとしていて共感出来る部分がたくさんありました!」と語る。視聴者へは「登場人物みんながお互いを理解し合って尊重して、助け合っている。とても温かい気持ちになれる作品です! コメディ要素もたくさんありますので、是非楽しみにしていてください」と呼びかけた。
メガホンを取る本田隆一監督は、「男と女とみちゅこの三角関係を描くドラマということで、衣装合わせの時に初めてみちゅこさんとお会いしましたが、正直、誠に失礼ながら、ちょっと気持ち悪いなというのが第一印象でした」と率直に話しながらも「ところが撮影三日目の現在、現場のみちゅこさんは確実に可愛く見えてきています」と変化を明かす。
原作者の邑咲奇氏は「みちゅこがドラマ化するということで、狐につままれたような気持ちでおります。なんならまだ心のどこかで、本当は嘘なんじゃないかと思う自分がおります。これは現実なのでしょうか……みちゅこが……みちゅこが……ドラマ化……!」と、まだ信じられないといった様子を見せた。
今作は、ABCテレビでの放送後TELASAで配信される。