秩父鉄道は秩父市、秩父アニメツーリズム実行委員会と連携し、フルラッピングトレイン第4弾となる「超平和バスターズトレイン」を4月3日から運転開始すると発表した。
この事業は、コロナ禍で落ち込んだ観光客の回復目的と、アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が初めてテレビ放送されてから今年で10周年を迎えることを記念し、実施される。
「超平和バスターズトレイン」は、秩父市が舞台設定のモデルとなったアニメ3部作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』のキャラクターと劇中画を全車両にラッピング。秩父鉄道の7501号3両1編成を使用し、外装・内装ともにアニメの世界観を楽しめる列車とした。4月3日から当分の間、運行される予定となっている。
運行初日の4月3日、秩父駅ホームにて12時30分から13時25分まで出発式を開催。秩父駅から熊谷駅まで臨時急行として運転される。出発式では、秩父市長や長井龍雪監督、声優の若山詩音さんらを迎え、秩父鉄道ゆかりのシンガーによるアニメソングの披露、声優による車内ウェルカムアナウンスを実施。特別乗車記念証と「秩父鉄道×超平和バスターズトレイン オリジナルクリアファイル」を乗客にプレゼントする。
「超平和バスターズ」フルラッピングトレインの誕生を記念し、「あの花×秩父鉄道」オリジナルクリアファイル、「ここさけ×秩父鉄道」オリジナルクリアファイル、「空青×秩父鉄道」オリジナルクリアファイルを各400円で発売。4月3日の11時から14時30分まで秩父駅横特設ブースで先行販売され、4月10日から羽生駅、熊谷駅、寄居駅、長瀞駅、秩父駅、御花畑駅、三峰口駅の各駅窓口、ちちてつ長瀞駅売店・ちちてつe-shopにて一般販売される。