アデコは3月23日、「将来就きたい仕事」に関する調査の結果を発表した。調査は2020年12月16日~25日、日本全国の⼩中学⽣歳の男⼥900名(各学年男女50名ずつ)を対象にインターネットで行われた。なお、同調査は2014年に開始し、今回で7回目。
小中学生に対し、「あなたは、大人になったらどのような仕事をしたいですか?」と質問したところ、男子の1位は「YouTuber」(7.8%)、女子は「パティシエ(お菓子職人)」(18.4%)となった。
小中学生男子のランキングでは、「YouTuber」が調査開始以来初の1位に。続く2位は「サッカー選手」(6.4%)、3位は「ゲームクリエイター」(5.3%)と続き、さらに、4位に「エンジニア・プログラマー」(5.1%)がランクインするなど、男子たちの間で、デジタル関連の仕事が浸透してきていることがうかがえる結果となった。
一方、小中学生女子の場合では、「パティシエ(お菓子職人)」が2年連続で1位を獲得。続く2位は「先生」(8.4%)、3位は「看護師」(7.1%)となった。
小学生だけのランキングでは、男子は1位「YouTuber」、2位「サッカー選手」、3位「警察官・刑事」「運転手(バス・タクシー・電車など)」という結果に。女子は、1位「パティシエ」、2位「先生」、3位「医者」となった。
一方、中学生では、男子は1位「会社員」「公務員」、3位「ゲームクリエイター」という結果に。また、トップ10圏内に、初めて「プロゲーマー」(7位)がランクインした。女子は、やはり「パティシエ」が1位に。次いで2位「会社員」、3位「公務員」と続いた。