JR西日本グループの富山ターミナルビル社は、2022年春開業予定の「南西街区商業施設(仮称)」について、施設名称を「MAROOT(マルート)」と発表した。
「マルート」の施設名には、暮らしに必要なものを「まるっと」そろえ、地域の暮らしの根底(=root)を支える役目を担うとの意味が込められた。戦災からの復興を機に開業した富山駅ビルの原点「まると百貨店」にもちなんでおり、「復興とその後の発展を果たした力強い富山の人々へのリスペクトと、これからも富山の人々による富山の人々のためになる施設であり続ける決意」を込めたという。
施設名と同時に公表されたロゴは、「MAROOT」の「O」が重なり合ったデザインに。昭和の草創期を表現するグレーと、新たな広がりを表現する「希望の青」が重なり合うことで、世代や時代を超えた「まち」の記憶の継承を表現したという。施設レイアウトや施設デザインの詳細、入居店舗の詳細などは決まり次第、改めて発表される。