ヤマハ発動機は3月22日、スポーティな電動アシスト自転車「PAS Brace(パス ブレイス)」の2021年モデルを発表した。4月30日に発売し、価格は173,800円。カラーはマットブラック、ホワイトオレ、グロスブルーの3色。
PAS Brace 2021年モデルは、同社のスポーツ電動アシスト自転車(e-BIKE)「YPJ」シリーズとの違いや位置付けを明確化し、より日常的に使いやすいモデルへとリニューアル。中心となるユーザー層として、「片道10km前後の通勤を快適に継続したいと思っている男性」を想定している。タイヤサイズは26型。
新しい要素として「スマートパワーアシスト」を搭載した。坂道を登るときなどの高回転ペダリングで伸びを感じる乗り心地を実現し、負荷が大きい坂道または負荷が小さい平坦路に合わせて電動アシストを全自動でコントロール。例えば、上り坂で軽いギアに切り替えたとき、ペダルを漕ぐスピードが上がっても、空回り感なくパワフルにアシストするとしている。
走行モードと1回の充電における走行距離の目安は、強モード(62km)、スマートパワーモード(68km)、オートエコモードプラス(91km)。バッテリーの充電時間は約4時間。各モードは、前回走行時(電源オフ時)に選んでいたモードを記憶し、次回に電源をオンにしたとき同じモードで起動する。
ハンドル部分に配置した液晶5ファンクションメーターも新しくなった。走行モードの表示と切り替え、バッテリー残量表示、時刻表示、LEDライトインジケーター、電源ロックボタンといった機能を備える。車体サイズは全長1,780×全幅575mm、サドル高は815~965mm、適応身長の目安は156cm以上、車両の重さは21kg。