シグマは3月23日、ミラーレスカメラ用の標準ズームレンズ「28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」(2021年3月12日発売)において、初回出荷分の一部に耐久性の問題があることを明らかにした。
対象はLマウント用とソニーEマウント用の製品で、経年変化によってゴースト耐性が悪化する可能性があるとのこと。対象製品のシリアル番号は「55488834」以前(マウントは問わず)。
現在は原因を調査しており、詳細が判明するまでの見通しとして約1カ月間、「28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」の出荷を停止。結果が分かりしだい追加の情報を公開するとともに、具体的な対応方法についても案内するとしている。
今回のアナウンスに該当するレンズは、異常がない場合は使い続けることも可能だが、少しでも異常を感じたり、不安を覚える場合は、シグマのカスタマーサポートに問い合わせるよう呼びかけている。